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毛穴が悪目立ちする主な原因は、皮脂の過剰分泌です。毛穴の中で皮脂が古い角質を詰まらせることによって、角栓の詰まりが発生します。また、特に夏場などは紫外線のダメージを受けることでお肌のターンオーバーが乱れたり、お肌のたるみが引き起こされたり、毛穴や肌質のタイプによって様々な要因で毛穴トラブルが引き起こされるのです。
毛穴には3つの種類があります。それぞれに構造が異なっていて、皮脂が排出しやすいか否かで目立ち具合が変わってきます。主に悪目立ちしやすい毛穴は、顔周りやデコルテ周りに多く存在していて、皮脂の分泌が盛んなのに皮脂を排出しにくい構造となっています。
毛穴が目立ちやすい肌質は、しいて言えば皮脂の分泌が盛んな“オイリー肌”さん。ですが、乾燥肌さんの場合でも、そもそもお肌のキメが乱れていたりバリア機能が低下していると毛穴が悪目立ちしやすいので、あまり肌質は大きく関係しないものと考えていても良さそうです。
毛穴との直接的な関係というよりは、毛穴を悪目立ちさせている大きな原因の“皮脂の量”や“皮脂腺の数”、“生まれ持った肌質”などが遺伝やホルモンと大きく関係しています。一概に遺伝だとは言えず、生活習慣や過ごす環境の気温や気候などの後天的な影響も関係してきます。
悪目立ちする毛穴は、毛穴の数よりも“大きさ”が関係しています。特に、顔の毛穴は角栓ができやすい部分なので、毛穴自体の拡大の原因になりかねません。また、年齢を重ねていくとお肌の弾力も低下していくので、一度毛穴が広がってしまうともとに戻りにくくなってしまいます。
実は、紫外線は皮脂を酸化させてしまうお肌にとって憎き力を持っています。皮脂が酸化すると、黒いポツポツした黒ずみ毛穴を引き起こしてしまうので注意が必要!
他にもお肌に光老化の影響を与えて毛穴のたるみの原因を引き起こしたり、お肌や毛穴にとってさまざまな肌トラブルの原因を与えかねないので、紫外線対策はしっかり行っていくことが大切です。
決まりは無いですが、基本的に“不要な角質のオフ”・“過剰な皮脂分泌をおさえる”・“お肌のターンオーバーを整えるサポート”の3つを取り入れることをおすすめします。
また、角質ケアや皮脂の抑制ケアをした後にそのまま放っておいてしまうと、お肌が乾燥しやすいので保湿ケアも忘れないように注意しましょう!
これから毛穴ケアをはじめる方や、毛穴ケアが今ひとつ効果が出ないように感じている方は、生理期間との見直しをしてみてください。一般的に生理前は、皮脂の分泌が盛んになるので毛穴も目立ちがちです。
もし毛穴ケアをはじめるのであれば、生理後の皮脂の分泌が落ち着いた頃からスタートさせると効果的です。目安としては、生理が終わって10日ほど経過してからスタートすることをおすすめします。
毛穴トラブルに悩んでいるときは、皮脂をおさえるケアと保湿ケアのどちらも同じように取り入れるようにしましょう。皮脂を抑えようとして洗顔をし過ぎたり、保湿ケアを疎かにしてしまうとお肌のキメが乱れて、結果的に毛穴トラブルを引き起こしてしまうので注意が必要です。
洗顔などの“落とすケア”と保湿ケアは、どちらもサボらず同じように注力して取り入れましょう。お肌のキメを整えることが、毛穴トラブルを防ぐために大切なポイントです。
夏場に多い、毛穴関係のトラブル。ケアをしてもなかなか効果があらわれないときは、そもそものお肌や毛穴トラブルの原因など、根本的な仕組みについて見直してみることがお悩みの改善に繋がるかもしれません。
今ひとつ効果があらわれないとお悩みの方は、ぜひ今回の毛穴に関する基礎知識をおさらいして、お手入れについて見直してみてください。悪目立ちする毛穴知らずの美肌を目指して、楽しみながらケアをしていきましょう!