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昼用のブラジャーは、女性が立っているとき用に作られているもの。立っている状態だと、下に重力がかかるため上に向かってサポートしているものです。また、昼用のものは活動している昼用のものなので、しっかりとした締め付けがあり、ワイヤーやパッドで胸を形成するように作られています。
そのブラジャーを夜寝るときに付けていると、寝ている状態でブラが合わなくなってしまい、当然胸の位置とブラジャーの位置はずれてしまいます。寝ているときにはブラの位置を直したりはできませんので、胸は潰されたり圧迫されてしまうのです。
また、寝ているときには胸周りの血管やリンパは圧迫せずに解放してあげるべき。締め付けの強い昼用のブラは、血管やリンパも圧迫してしまいます。
私たちの胸は、9割が脂肪でできています。その胸を上から吊るすように支えているのがクーパー靭帯。クーパー靭帯は年齢を重ねるにつれてだんだんと弱くなり、伸びやすくなると言われています。そして、伸びてしまったクーパー靭帯というのは元に戻らないのです。
寝ているときに何もつけていない状態では、胸があちこちに流れ放題の状態になっています。胸は支えがない状態であれば、お腹や背中、脇に流れていってしまいますし、クーパー靭帯も伸びやすくなってしまいます。睡眠時間は1日の中でも割合が多く、その時間ずっと胸を自由にしておいていることになります。
クーパー靭帯が伸びてしまい形が悪くなるのはもちろん、胸が他の場所へ流れてしまえば、本来あるべき胸のサイズよりも小さくなってしまう可能性があります。
ではナイトブラはどんな役割をするのでしょうか?ナイトブラの必要性についてご紹介していきます。
ナイトブラは、通常の昼間用ブラに比べて締め付けがほとんどないように作られています。昼間用のブラジャーを付けているとアンダーがきつめで締め付けが強かったり、ワイヤーやパッドが入っているので圧迫感が強くなってしまい胸周りの血行を妨げてしまいますが、ナイトブラで締め付けがない状態で寝ることによってしっかりと胸にも栄養が行き渡るようになります。また、締め付けがなく寝るときも快適です。
そのため、ナイトブラを選ぶときは伸縮性なども考慮しながら、自分の胸やアンダーに合ったサイズ感を選びましょう。
ナイトブラには、背中やお腹、脇などに流れやすい胸の脂肪を支える効果があります。そのまま胸の脂肪が流れやすい状態では、胸は小さくなり、お腹や背中などの脂肪は増えてしまいます。ナイトブラは昼用のブラとは違い、下から胸を支えるのではなく横に胸が流れてしまわないようにキープしてくれています。
胸が小さいから流れないと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、胸は小さくても流れてしまったり。トップが下がったりして左右のトップ位置がずれてしまいます。それをナイトブラは防いでくれる効果があるのです。
先ほども出てきたように、胸の脂肪は流れやすく、脇やおなか、背中などに流れてしまう場合がとても多いです。その場合、胸が小さくなるだけではなく、脇などのつかなくても良い余分なお肉が付いてしまい、さらに体のメリハリというのはなくなってきてしまいます。女性の体にとって大事なメリハリ。出るとことは出て、引っ込むところは引っ込むという綺麗なボディライン作りのサポートをしてくれるのです。
せっかくバストのためにナイトブラを購入するのに、バストのサイズ感やアンダーがあっていないのでは全く意味がありません。きつかったり、緩かったりしないようにできればプロの方に見てもらい、サイズ感を確認しましょう。サイズ感の他には、伸縮性や吸水性といった面も見てみましょう。素材感が好みでない場合、寝るときに気になってしまう場合もあります。
今はかわいいナイトブラもたくさん出てきています。自分の将来のバストのためにも、ぜひナイトブラを付けて寝てみましょう。