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「お米を食べると太りそう…」そう思ってお米を抜いた食生活にしている人もいるのではないでしょうか?ダイエットの敵というイメージが強く、お米を控えることが痩せるための近道だと考えてしまいがちですが、本当にお米を食べると太るのでしょうか?
できることなら、日本人に欠かせない存在のお米はおいしく頂きたいものです。そこでお米はダイエットの敵なのかを探ってみましょう。目指すは健康的なダイエットをすること!
お米は太ると思い込みがちですが、実はそれは間違い!一般的にお茶碗1杯150gで、カロリーは約250kcalと言われています。それを3食食べたとしても決して食べ過ぎな量にはならないのです。
もちろんそれ以上の回数を食べたり、毎回丼に山盛りのご飯を食べていたらそれは太る原因になるかもしれませんが、適度な量を食べるのであればダイエットの敵にはなりません。むしろ栄養豊富なお米を全く食べない状態を続けてしまうと、栄養が偏り健康的なダイエットとは言えなくなってしまいます。
またエネルギー源でもある炭水化物を抜くと体に必要な栄養素が欠けて、“食べたい”という気持ちが強くなり、ダイエットに挫折したりリバウンドするなんてことも考えられます。
確かにお米には糖質が含まれますがそれ以外に、たんぱく質・ビタミン・ミネラル・カルシウム・鉄分・食物繊維など体に必要な栄養素がたくさん含まれているため、全く食べないというのはおすすめできません。
お米と言えばやっぱり和食が合いますよね。その和食がダイエットにも良いのです。
お米と同じ炭水化物のパンを食べたとしましょう。パンに合うバターやジャムも一緒に食べるとけっこうな高カロリーに。洋食メインのおかずもカロリーが高いものが多いですよね。
でも和食ならヘルシーなものがたくさんあります。お肉やお魚はもちろん、納豆などの発酵食品、海藻、豆腐など和食に欠かせない食品はどれもダイエットの時に積極的にとって、栄養バランスを整えるために必要なものばかり。調理方法もシンプルな工程に、さらに味付けも濃くしすぎなければ、まさにダイエットの時にベストな食事ということになります。
白米でも良いのですが、より健康的なダイエットを目指すなら玄米や雑穀米を選ぶようにしましょう。でもなんとなく体に良さそうなイメージがあるこれらのお米ですが、実際何がそんなに良いのでしょうか?
まず玄米はもみ殻だけを取り除いた状態のお米。対して雑穀米は白米にあらゆる雑穀を混ぜたもののこと。どちらも白米とカロリーはさほど変わらないのですが、白米よりも栄養価が高く、噛みごたえもあるので少量でも満腹感があるのでダイエットに向いているのです。
また血糖値を急激に上げてしまうのは太りやすくなる原因と言われているのですが、玄米や雑穀米は血糖値の上昇を緩やかにしてくれるのもうれしいポイント。
ダイエットは長期的に見て取り組む必要があるので、そのためにきちんとバランスの取れた食生活が良いとされているわけですが、もっと効果的に進めたいのであれば、ごはんの温度に注目してみましょう。
あつあつの炊きたてのごはんを食べるのは至福のひと時ですが、そのごはん、一度冷ましてみてください。この冷ますという行為がダイエットに適しているのです。なぜかと言うと、ごはんのデンプンは冷えるとレジスタントスターチという成分に変わります。食物繊維に似た成分で、冷たくなるだけでカロリーが半分になって咀嚼回数も増えるために、冷やごはんがおすすめされているのです。
たったこれだけでさらなるダイエット効果が期待できるなら試してみたいですよね。
ダイエットの効果をすぐに出そうと、ついストイックになって無理な食事制限をしてしまいそうになりますが、一時的に体重は減ったとしても、長い目でみたら賢いダイエット法とは言えません。適度なお米とバランスのとれたおかずに、運動や睡眠を心掛けて、ストレスを溜めないことが痩せるためには必要不可欠なこと。
健康的に痩せて、女性らしいボディを手に入れましょう!