- 週間ランキング
めまぐるしく1日を駆け抜ける私たちには、眠れない夜が訪れることもありますよね。昼間の慌ただしさを懐かしく思うほど、静かで暗い夜は心細く感じるでしょう。
睡眠不足は、集中力の低下や翌日の気怠さを招きます。夜に眠れない方の多くは、翌日の昼間に睡魔に襲われることもしばしば…。これでは、仕事にも趣味にも悪影響を及ぼします。
そこで今回は、眠れない夜に試したい4つの方法をご紹介します。夜が来るのが怖いと思いながら過ごす日が、1日でも少なくなりますように。
悩みや心配ごとは、忙しく過ごしている昼間には心の奥底にしまい込んでおくことができます。しかし、ひとり静かな夜を過ごしていると、しまい込んだはずの悩みや心配ごとがふっと現れることはありませんか?こうして1度思い出してしまうと、憂鬱な気分に支配されて眠れなくなってしまうのです。悩みや心配ごとは、いつかは自分の力で解決しなくてはなりません。納得できる答えを導き出すまでは、定期的に眠れない夜が訪れることでしょう。
悩みや心配ごとが気になって眠れないのなら、それらをすべてノートに書き出してみてください。嫌なことも、どうしようもないことも、嫉妬や悔しさなどマイナスな感情も、1度ノートに吐き出してみましょう。モヤモヤした気持ちは一旦、目で見える形にした方が整理しやすいのです。
「私はこれが嫌だったんだ。」「こんな小さなことを心配していたなんて。」ノートの文字を見ることで、自分の抱える問題を改めて見直すことができると思います。解決には至らなくとも、小さな気付きや納得を生むことができたら十分です。眠れない夜は、枕元にノートとペンを用意してみて。
ライブ後やカラオケに行った日など、大音量の音楽や眩しい照明にあたっていた日は眠れなくなることが多いのではないでしょうか?これは、体と脳が興奮して、呼吸が浅くなっていることが原因です。
心を落ち着けるために、4秒かけて鼻から息を吸い込み、7秒間息を止める、そこから8秒かけて口から息を吐き出す「478呼吸法」を取り入れてみましょう。478呼吸法は、この工程を3回繰り返すだけで早くも効果が表れます。夜に限らず、落ち着いて物事を考えたいときにも役立つ方法なので覚えておくとよいでしょう。
478呼吸法は、健康啓発活動を行うアメリカのアンドルー・ワイル博士が提唱した呼吸法です。“息を吐く”ことを重視することで、副交感神経優位な状態にし、心身ともにリラックスさせることができるでしょう。
昔から「眠れない夜は、ホットミルクを飲むとよい」といわれていますよね。確かに、ホットミルクを飲むことで体がぽかぽか温まり、眠気を誘う効果があるようです。しかし、夜のホットミルクはカロリーを気にする大人女子には、少々キツい方法かもしれません。そのうえ牛乳が苦手な方なら、試す前から断念してしまうでしょう…。
そんなときにおすすめなのが「白湯」です。お湯を冷ました白湯は、朝に飲むことでダイエット効果に期待できることはご存知の方も多いと思います。そんな白湯は、夜に飲むことで眠気を誘うことにも役立つのです!白湯は、作るのに少々時間がかかるため、帰宅後すぐに作っておくことをおすすめします。
眠れないときは、どうしてもベッドの上でスマホやパソコンを触ったり、細かい作業をしたりしがち。何気なく行っているこれらの作業は、睡眠を妨害することに繋がるのです。
心理学のアンカリングという技法では、人間は場所や触覚に記憶を留めることができるといわれています。日常的にベッドの上で作業していると、ベッド=作業場だと勝手に認識して眠れなくなる場合があるようです。ベッドに入ったら、スマホやパソコンは触らず心地よい眠りを誘いましょう。