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そもそも透明感とは、角質層に水分が十分に満ちていて、ふっくらキメが整い光をたっぷり反射する肌のこと。そのため、水分が不足していてキメが乱れたり、角質が肥厚していたりしたら、光を十分反射することができずにくすんだ印象になってしまいます。
すなわち、透明感のある肌には厚すぎず・薄すぎず、水分がたっぷり満ちてキメが整った角質層がポイントということ。
クレンジング・洗顔のやりすぎは必要な角質層を取り除きすぎてしまいますが、やらなさすぎも古い角質が肌に溜まってしまいます。クレンジングは夜のみ、洗顔は朝晩2回にとどめておきましょう。それでも、肌のごわつきやざらつきが気になる場合はスペシャルケアとして、角質ケアできるアイテムを取り入れましょう。
化粧水の構成成分はほとんどが水分なので、角質層の水分量が重要な透明肌には欠かせません。透明肌を目指すならばいつもよりも意識して化粧水を与えることが大切です。手のひらに化粧水を少しずつとり、丁寧に複数回に分けてなじませます。
セラミドやアミノ酸などの保湿成分や、ビタミンC誘導体やトラネキサム酸などの美白有効成分が配合されたものを選ぶのがおすすめ。
有効成分の配合量が多い美容液は、先ほども紹介したセラミドやアミノ酸などの保湿成分や、ビタミンC誘導体やトラネキサム酸などの美白有効成分が配合されたものを選びましょう。乾燥や日焼けが原因のくすみにアプローチして、透明感を底上げしてくれます。黄くすみが気になる方は、糖化ケアできる成分を取り入れるのも◎。
また、唇や目元の茶色いくすみが特に気になる…という方は、美白有効成分が配合された美容液を指を使って部分的になじませましょう。これらのパーツのくすみは、年齢を重ねれば重ねるほど気になるものなので、早めにケアするのが吉!
化粧水でせっかく与えた水分を蒸発させないために、油分が配合されている乳液やクリームでフタをしましょう。とはいえ、季節によってべたつきが気になることもあるので、その日の肌の状態によってアイテムを使い分けるとより良い肌状態になります。
ご紹介したケアを取り入れれば、すぐに透明感を得られるとは限りません。今すぐ透明感が欲しい…という方はメイクを工夫して!
透明感メイクの下地といえば、ラベンダーやブルー。ファンデーションとの密着度を高めるだけでなく、色むらを整えてくれます。しかし、全顔に使ってしまうと顔色が悪くなりすぎてしまいます。そのうえ、時間が経つと肌にもともと持っていない色素のためくすんでしまう可能性も…。
なので、目の下の三角ゾーンのみに使うとレフ版効果で顔全体が明るく見えます。この方法なら使う面積が最小で済むため、顔色が悪くなることも時間が経ってくすむこともありません。
ベースメイクの仕上げにのせるフェイスパウダーですが、目の下の三角ゾーンだけにちょっぴり明るめのフェイスパウダーやハイライトをささっと入れましょう。顔全体の印象が明るく透明感に満ち溢れます。
透明感メイクの代名詞といえば、ラベンダーカラー。しかし、すべてのパーツにラベンダーカラーを使ってしまうと、顔の色素が抜けてしまって幽霊のような青白い顔に……。なので、すべてラベンダーカラーで統一するのはおすすめできませんが、チークだけはラベンダーカラーを使うのをおすすめします。
なぜなら、チークは入れる面積が広いため透明感を簡単に出せるからです。透明感が欲しいけど他の色をチークに使いたい場合は、ベースとしてふわっとラベンダーカラーのチークを入れると、透明感はありつつも他の色を楽しむことができます。
誰もが憧れる透明感のある肌は、角質層に水分を与えてたくさんの光を反射させることにあります。透明感が欲しい方は、スキンケアを重視しましょう。