間違ったケアが毛穴を悪化させる！ 毛穴のタイプ別正しいケア法
白いポツポツが気になる「つまり毛穴」
こんな方は「つまり毛穴」かも！
- 肌が乾燥しがちだから保湿ケアを徹底している
- 角質ケアを避けている
- 肌のくすみが気になる
- 肌がごわごわしている
- 鼻やあごにぽつぽつ白いものが気になる
「つまり毛穴」の原因
乾燥肌のため、しっかり保湿ケアをしているけれど、実は肌に過保護になりすぎてしまっている可能性があるのが「つまり毛穴」をお持ちの方。乾燥しているからと、洗顔や落とすケアがおろそかになっていて、ターンオーバーが乱れて古い角質が溜まってしまうのが原因かも。
そもそも毛穴に詰まっているのは、ターンオーバーの乱れによって肌に残ってしまった古い角質と皮脂が混ざったもの。いくらつまりを取るケアをしていても、ターンオーバーを整えるケアをしないと、イタチごっこのようにいつまで経ってもつまりがなくなることはないのです。
「つまり毛穴」のケア
ターンオーバーを整えるために、まずは丁寧なクレンジング・洗顔で古い角質をしっかり取り除くことを意識するのが「つまり毛穴」ケアの第一歩。さらに、水分・油分をバランスよく与えて肌自らが潤ってターンオーバーを整えるような環境を作り出しましょう。
これらはあくまでもつまらせないためのケア。どうしても今すぐつまりをなくしたい！ という方は、角質ケアできる酵素洗顔をつまりが気になるときだけに取り入れるのもおすすめ。
毛穴パックやピンセットでつまりを取るのは絶対NG！ つまらせないための肌環境をつくることに注力しましょう。
黒いポツポツが…「黒ずみ毛穴」
こんな方は「黒ずみ毛穴」かも！
- つまり毛穴が気になっていたことがある
- 肌のざらつき・ごわつきが気になる
- Tゾーンがテカる
- 肌をよく触る
「黒ずみ毛穴」の原因
つまり毛穴が空気に触れて酸化してしまうことや、皮脂によって黒ずんでしまったり、触りすぎてしまったりと、「黒ずみ毛穴」の原因は多岐にわたります。なので、まずは皮脂のバランスを整えるケアが大切。
「黒ずみ毛穴」のケア
まずは、水分と皮脂のバランスを整えるために、皮脂が多く分泌される肌でも水分・油分を与えましょう。メラニンが原因の場合もあるため、美白美容液を取り入れるのも◎！ そして、気になるからと触りすぎるのも厳禁。また、つまり毛穴が悪化して黒ずみ毛穴になってしまう可能性もあるため、つまり毛穴のケアも並行して取り入れましょう。
べたべたが気になる「開き毛穴」
こんな方は「開き毛穴」かも！
- さっぱりケアが好き
- 肌のべたつきが気になる
- クレンジングや洗顔、角質ケアなどの“落とすケア”が大好き
- ニキビに悩んでいたこともある
- 脂っこい食べ物が好き
「開き毛穴」の原因
皮脂が多く毛穴が開いてしまった「開き毛穴」。皮脂が多いからとさっぱりケアや落とすケアを集中してやっている場合にも要注意。肌が、皮脂が足りない…と勘違いをして皮脂を過剰に分泌してしまいべたべたに。そして皮脂の出口である毛穴が開いてしまったという可能性があります。
また、脂っこい食べ物を食べることによって皮脂が過剰分泌されてしまい毛穴が開いてしまうことも…。
「開き毛穴」のケア
思春期は皮脂が多く分泌されやすい時期ですが、大人になってからの皮脂の過剰分泌は間違ったスキンケアが原因のことが多いです。皮脂が多いからと保湿をおろそかにしていませんか？ 落とすケアばかりしていませんか？ まずは化粧水で水分をたっぷり与えましょう。また、毛穴をキュッと引き締め肌のハリをUPさせてくれるビタミンCを内外から取り入れるのもおすすめです。
毛穴がしずく型に…「たるみ毛穴」
こんな方は「たるみ毛穴」かも！
- 毛穴だけでなく肌全体のたるみが気になってきた
- スキンケアに手を抜きがち
- 過去に日焼けをしていた
- 紫外線対策を怠りがち
「たるみ毛穴」の原因
スキンケアに手を抜きがちな方に多いのが、このたるみ毛穴。肌がしぼんでしまった結果、毛穴が緩んでしまい、特徴的なしずく型の毛穴になってしまいます。そのほかにも、加齢によって肌のハリがなくなってしまった方も肌全体だけがたるんでしまうため、毛穴もたるんでしまいます。
「たるみ毛穴」のケア
肌のハリ不足やしぼみが原因のたるみ毛穴が気になる方は、エイジングケアに対応しているスキンケアアイテムを投入してハリをUPさせるケアを心がけましょう。
さらに、滞っている肌もたるみの原因に。巡りを高めるために炭酸系のアイテムを取り入れつつマッサージで血行促進をするのも◎。
自分の毛穴タイプを見極めて正しいケアするのが、毛穴を目立たなくするコツ
毛穴はその名の通り、毛の出口のため数を減らすことは不可能。しかし、丁寧に正しいケアを続ければ必ず目立つ毛穴を減らすことができますよ。