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誰しも最初は相手によく見られたい、よく思われたいという想いがありますよね。要するに男女共に猫を被りながら良いところだけを見せ合い、付き合い始めます。だから最初は「彼の嫌なところなんてない!全部大好き!」と、恋する乙女モードになれるんです。
でもそんなのは長く続かない。お互いに段々と素の自分を見せ始めます。重要なのはここ!
まだこの段階では「◯◯くんにはこんなところがあったのね」「◯◯くんってこういうこともするんだ」と、“彼の新たな部分”を見つけて知ることに喜びを感じられませんか?そんな時に「こういうことをするってことは…」や「こんなところがあるってことは…」と深く考える人は少ないと思います。
でも、ここで先の先、奥の奥まで彼の本質を見抜くチカラが備わっていれば、後々「こんな人だと思わなかった!」「なんでこんなことするの!?」なんてことにならないのです。だって、すでに素を出し始めている時点で、冷静な頭があれば先々のことまで読めるはずだから。
長いお付き合いを続けていくとなると、顔やルックスよりももっと人間的な部分の方に重要度が傾いてきます。性格が合うだとか、一緒にいて楽しいだとか、趣味が一緒だとか。
もちろん楽しいことや時間を共有できるに越したことはありませんが、何より重要なのは一緒にいてストレスが溜まらない存在であること。そのためにはお互いの地雷ポイントを把握していないといけません。怒りポイントや絶対に許せないと思うことって人それぞれですから、相手の地雷が何なのか、どこなのかを把握しておく必要があります。
そしてあなたがその地雷を理解できるかどうか、というのも大切なポイント。似ている相手なら地雷が同じ…という場合もあると思います。その場合は簡単ですよね。だって自分がやられて嫌なことを、相手にしなければいいわけですから。人間として当然のことです。
でも地雷ポイントが違う人もこの世の中にはたくさんいます。だから相手が“なぜ怒っているのか分からない”とか“こんなことで…?”と思う場合も。相手の地雷に対して理解できないと、当然のごとく喧嘩になりますよね。いわゆる意見の食い違いです。
でも恋愛は自分にないものを持っている相手に惹かれやすいと言いますし、そうなると、地雷ポイントが異なるカップルだらけなんです。だから、理解できなくても「この人はこういう人なのね」と相手を受け入れて、相手の地雷を踏まないようにすること。それができれば長続きします。
一般的に、女性より男性の方が精神年齢が幼いと言われていますよね。男性が年上で女性が年下というカップルの割合も多いのは、その方が精神年齢が“同じくらい”になるから…ということではないでしょうか。
“年の差カップル”と呼ばれる10歳以上離れているカップルは、どちらかがものすごく精神年齢が高くて、どちらかがものすごく精神年齢が低いとか。逆に大人女子が年下男性もアリかなと思う場合は、女性がちょっと精神年齢が幼い部分がある場合も。
実年齢はただの数字であって、決して年上だから年下より優れているかといったらそうではありません。問題は中身です。だから精神年齢が近い相手でないと、相手の方が高い場合はついていくのに必死で一緒に居て心が休まらないし、相手の方が低い場合は呆れてくだらなく思えてくる…。上手くいかなくなります。
じゃあ精神年齢ってどうやって見極めるの?という話ですが、一緒にいて楽しいと思える“こと”が同じかどうか。
例として2つのカップルを挙げますが、片方の2人は彼のくだらないモノマネで笑いあいながらお酒を飲むことが楽しく、もう一方は政治の話で討論しながらお酒を嗜むことが楽しいと感じる。ちょっとこの例は極端ですが、お互いのレベルが同じでないと一緒に居てもつまらないですよね。つまらない相手とずっと一緒に居たいと思う人はいませんから、結局精神年齢が同じでないと続かないのです。
いかがでしたか?いくら好きだからといって、全て相手に合わせたところで長続きすることはありません。「ん?」と思うところが多いのであれば、もしかしたらその人は運命の相手じゃないのかも。将来結婚したいのであれば、ずっと先のことまで考えて相手を選ぶことが大切です。
だって相手の顔色を伺いながらの付き合いなんてつまらないでしょ?心の中で見下している相手と一緒に成長できる気はしないでしょ?
相手選びは自分の価値を決めるも同然。“類は友を呼ぶ”んです。付き合っている相手は今の自分のレベルそのものなんです。だから、もっとハイスペックな人とお付き合いしたいと思っている方はまず、自分磨きをしよう!とよくコラムに書いてあるんですよ。