- 週間ランキング
そこで今回の記事では、梅雨の時期に特に悩みやすい毛穴と吹き出物について、どうして梅雨の時期に起こりやすいのか、また、解決方法についてお話したいと思います。早めに対策をして、肌トラブル知らずの健やかな肌に近づきましょう。
梅雨は雨が降ることが多い時期ですので、湿度が高くなります。湿度が高くなると湿度と並行するかのように、温度も高くなります。
湿度が高くなることで毛穴が広がりやすい環境になります。肌にとって快適な湿度は60~65%といわれていますが、梅雨の時期は80%まで上昇してしまうそうなんです。
湿度に合わせて温度も高くなります。温度が高くなると、汗をかくようになり皮脂が過剰に分泌されるようになります。そうすると肌がテカリやすくなり、余計に毛穴が広がりやすい環境を作り上げてしまいます。
先程、「皮脂の過剰分泌でテカリやすくなる」とお話しました。今度はそのテカリが原因で、吹き出物いわゆるニキビ等が出来やすくなってしまうんですね。また、湿度が高いことで空気中の雑菌などが発生し、知らない間に肌に付着して吹き出物が出来てしまうこともあるんです。
テカリやすい肌になってしまうと、いつもよりも油分が顔に多く存在していることになりますから、化粧崩れもしやすくなります。
肌にとっていつもよりもお手入れが難しい時期ではあるんですが、実は基本的なスキンケアを日々忠実に行うことで、改善できる場合もあるんです。ただしっかりとひとつひとつ意識をするかしないかで肌の仕上がりも変わってきます。
クレンジングする場合は、この時期はオイルタイプではなくミルクタイプをおススメします。理由としては、この時期肌が湿気や温度の急上昇、皮脂の過剰分泌で通常時とは違う状態ですよね。そんな中洗浄力の高いオイルタイプを使うと、元々肌にある必要なうるおいを奪ってしまう可能性があります。できれば、洗顔料のみで落とせるメイクだと一度の洗浄で済み、肌に負担をかけにくいのでおススメです。
そして、しっかり汚れを落とすことが大切です。洗う時に一番注意したいのが、洗い残しです。肌の中に洗い残しがあることにより、その部分に、雑菌が付着して、毛穴の黒ずみや吹き出物などの肌トラブルを抱える原因になってしまうのです。
しっかり汚れは落としたいのですが、ゴシゴシと洗うのは、肌を傷つけてしまう可能性があるので避けましょう。優しいタッチで洗っていきます。また、汚れを落とすときの指を動かす方向にも注意が必要です。筆者は内側から外側に指を動かす洗顔方法を続けているのですが、これだけで毛穴がだいぶ目立たなくなりました。ぜひ、試してみてくださいね。
またしっかりメイクの時は、目元や口元を先にポイントリムーバーで落としてから、全体的に汚れを落とすこともおススメします。そうすることで、繊細な目元や口元に負担がかかりづらくなります。
梅雨の時期は湿度が高くつい保湿に手を抜いてしまいがちですが、実は結構乾燥しているんです。原因は汗で蒸発してしまうことと、職場やお店などでエアコンがつくことが増えることが考えられます。
洗顔後すぐに化粧水を塗って肌の状態を整えましょう。紫外線や湿度、温度が高くなり外部刺激を受けやすい環境にあるので、優しくいたわるように手のひらを使って、化粧水で保湿してあげるのがおススメです。たっぷり肌の奥まで染み込ませるイメージです。
梅雨の時期は、頑張って保湿してもどうしても蒸発しやすい時期です。そんな時には、クレンジングと同じくミルクタイプのものを、使用することをおススメします。蒸発してしまいやすい最初に入れた化粧水のうるおいに、優しく染み込んでしっかりとフタをしてくれます。
乳液はミルクタイプといっても油分を補うためのものなので、皮脂が出やすい梅雨の季節に避けてしまう方もいるかもしれませんが、皮脂と油分は全くの別物になりますので、油分はしっかり補ってあげたいですね。
梅雨の時期は湿度と温度が上がり、皮脂の分泌も高まる時期。肌トラブルに悩んでしまいやすいけれど、ケアを怠らず肌をいたわってあげることで、毛穴が目立ったり、吹き出物が出やすくなったりといった肌トラブルもこわくない、健やかな肌に近づくことが出来るはずです。肌トラブルに悩まないことで、笑顔で快適な梅雨を過ごしたいですね。