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水にも種類があるということは、ご存知の方も多いかと思います。しかし、どんな種類がどのように体に良い効果があるかなどはまだ知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、いちばん身近な飲み物でもある水の、種類や効果をご紹介していきます。
日本人に一番身近な飲料水が軟水でしょう。軟水は、口当たりがとてもまろやかで、喉越しも柔らかいです。クセが少ないので日本人の多くが好んで飲んでいて、飲料水の売り場には一番種類が多く置かれていることも多いです。
クセがない分、栄養価が低いのが軟水です。硬度で表される、水の硬さの数値が低いものが軟水で、120mg/l以下の水を指します。
硬水も飲料水として飲まれることもありますが、日本人の場合は軟水ほど多く飲まれません。ものによって含有量は変わりますが、硬水にはカルシウムや、マグネシウムなどの栄養素が多く含まれています。
デメリットとしては、少しクセがあることです。硬度があがるにつれて、クセが強くなる傾向があります。しかし、アメリカやヨーロッパでは一般的に多く飲まれている飲料水が、硬水です。口当たりやクセに慣れてしまえば、水分補給をしながら、栄養も補給できるのです。
最近では、お家で炭酸水を作ることができる電化製品も人気だというほど、ポピュラーな飲み物になっている炭酸水。体に良い効果がたくさんあり、美容家やスポーツ選手など、多くの著名人が薦めています。
炭酸水も、アメリカやヨーロッパではかなりポピュラーな飲み物で、レストランなどで頼む方も多いです。
では軟水と比べて、硬水にはどんな効果があるのでしょうか。ご紹介していきます!
硬水に多く含まれるミネラルの中に、カリウムという成分があります。カリウムは、塩分の排出を促す作用があるので、むくみの改善効果があります。
どうしてもむくみやすいという方は、生活にカリウムを取り入れて、塩分を排出するようにしましょう。
硬水に多く含まれるマグネシウムは、下剤にも使われているというほど、便通を良くする効果があります。そのポッコリお腹も、もしかしたら便秘が原因かもしれません。
便秘は、美容やダイエットの大敵とも言えます。便秘を解消して、体内も綺麗にしましょう。
硬水には、新陳代謝を促す効果もあります。代謝を活性化させてくれるので、便だけではなく、尿や汗で老廃物を排出する作用が高くなります。
代謝が上がれば、ダイエット効果も上がります!ダイエットの効果が出やすい体内環境を整えることも大事ですね。
硬水に多く含まれるカルシウムやマグネシウムは、血液をサラサラにする効果があります。血流が良くなれば、悪いものは排出し、良い栄養を取り入れる循環が良くなるので、ダイエットだけではなく、体の不調や肌にも効果があります。
炭酸水には、満腹感を与える効果があります。炭酸のおかげで胃が膨れるので、食欲が抑制されます。その後の食事の食べすぎを防止してくれますので、食前にコップ1杯飲むのがおすすめです。
いつも食べ過ぎてしまったり、急いで食べてどか食いしてしまう方、腹8分目で終われないという方など、ダイエットにはとてもおすすめです。空腹感が気になるときに少しずつ飲むのも良いでしょう。
ダイエットや美容に効果があると言って、急にたくさんの量を飲んでしまっては、お腹を壊してしまいます。硬水や炭酸水に、口当たりも体も慣れるように、少しずつ少しずつ増やして飲んで慣れていきましょう。
ゴクゴクと一気に飲むのではなく、口に含ませるように少しずつゆっくり飲むのがおすすめです。また、硬度が低いものから慣れていき、硬度をだんだん上げていくと良いでしょう。
朝1杯のお水を飲むことで、腸が刺激されて活発になります。冷たすぎるとお腹がびっくりしてしまうので、常温の硬水をゆっくり飲むのがおすすめです。
運動中には水分補給をすると思いますが、運動前もコップ1杯飲んでいくのがおすすめ。体に硬水を取り入れて、塩分の排出を促しましょう。運動中もこまめに水分補給を忘れずに!
入浴中や就寝中も汗をかき、たくさんの水分やミネラルが失われます。あらかじめ硬水で水分補給をしておくのがおすすめです。
お水は私たちの生活で、必ず身の回りにあるものです。飲料水を始め、料理にも使われています。人間の体は60%が水分でできているため、生活には水分の摂取が必ず必要になってきますが、どうせ飲むなら栄養価が高くて、ダイエットや美容に効果があるものが良いですよね。
硬水や炭酸水をうまく生活に取り入れて、効率良くダイエットをしていきましょう。