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働く大人女子にとって、リーダーに選ばれることは誇らしいこと。そのはずが…「私にリーダーの素質があるのだろうか」「本当に皆が付いてきてくれるのか不安」と悩んでいる方も多いはずです。
リーダーに選ばれたあなたには、その素質や才能があるはずです。それでも自信が持てないなら、求心力を身につける方法を知ってみませんか?
求心力とは、他人を引きつけ、その人を中心に仕事などを進めていく力のことです。リーダーに求められるのは、単に仕事ができるということだけではありません。周りを見る力や、仲間を動かす力が必要不可欠です。
求心力を味方につけて、リーダーにふさわしい自分を見つけましょう!
できるリーダーは、必ず「明確な展望」を持っています。目指すべきところをはっきりと見据え、そのためにどう行動すべきか考える能力を持っているのです。
そして明確な展望を持ったリーダーは、やみくもにその展望に向かって歩くわけではありません。仲間にも、自分がどういう展望を持っているのか、なぜそこを目指しているのかを具体的に説明します。
例えば「今回のプロジェクトを成功させましょう」よりも「○○のために今回のプロジェクトを成功させましょう。そして、次の企画では□□を取り上げ、△△に繋げましょう」と言った方が伝わりやすいと思いませんか?
明確な展望を持ち、周りの仲間にも具体的に説明することで、その展望はより明確になっていくのです。リーダーがよりリーダーらしくなるためには、周りの人々を引きつける求心力が必要なことがよく分かるのではないでしょうか。
下を向いているリーダーほど悲しいものはありません…。リーダーは、どんな時も希望を示し、可能性を信じ続けなければなりません。
あなたがリーダーとして動いていく中で、ときには窮地に立たされることもあるでしょう。そんなとき、あなたがどう行動するかが真のリーダーになれるかどうかの分かれ道なのです。
弱音を吐いたり、泣きごとを言うのは容易いこと。でも、求心力のあるリーダーはそんなときこそ明るく前を見据えるのです。本当は怖くて、辛くて、逃げ出したいはずです…。それでも、希望や可能性を示し続ける覚悟が必要なのです。
求心力を身につけるには、仲間の相談役を買って出ましょう。仕事に係わることから家庭のことまで、小さな悩みにも耳を傾けるようにしましょう。
相談役を担うなんて、一見リーダーとはかけ離れた地味な作業に思えますよね。しかし、普段から仲間の悩みを聞いておくことは信頼を築く上でとても大事なことなのです。言い換えれば、仲間の悩みを知らずに、リーダーとして人の上に立つなんて到底できっこないということ!
今まで人の相談に乗ったことがないという方は、まずは仲間の悩みに寄り添ってあげてください。無理に解決策を考える必要はありません。ただ、話を聞いて、頷いてあげるだけでよいのです。そうして少しずつ積み上げた信頼関係は、仕事を進めていく上できっと役立ってくれるはずです。
明確な展望を持ち、いつも前を向いて突き進むリーダーにも必ず弱さはあります。だから、あなたの持つ弱さは決して恥ずかしいものではないのです。
どんなにできたリーダーであっても、迷うことや間違えることはあります。まだまだ未熟だと思うことも、いつまで経っても苦手なことだってあるでしょう。それを無理に隠す必要はありません。弱さを見せることだって、勇気のいることなのだから。
ここで気をつけたいのは、“弱さを見せる”ことと“弱音を吐く”ことの違いを理解しておくことです。「できない…」ではなく「できないけれど、頑張る。だから助けてね」ということ。ほら、遠くのリーダーがかなり近くに感じられませんか?
今回ご紹介した求心力を身につける4つの方法は、リーダーに選ばれたあなたはとっくに持っている能力なのかもしれません。しかし、それに気付かないことにはリーダーの力を発揮することは難しいでしょう。
求心力を身につける方法をきっちり理解して、明確な展望を持つリーダーとして突き進んでいきましょう!