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女性にとって1日に必要なカロリー摂取量は、約1650~1750カロリーだと言われています。
しかし、人によって運動量は違うわけで、自分の運動量に見合ったカロリー摂取をすることが重要なのです。
太っている人や太りやすい人は、自分の運動量よりはるかに摂取カロリーが上回っています。それではもちろん脂肪は蓄積されていくばかりです。
要は、たくさん食べたい人はその分を消費するために運動をする。逆に運動をする時間がなかったり運動が苦手な人は、カロリー摂取をコントロールすることが重要なのです。
この、運動量と摂取カロリーのコントロール計算をしないまま、ただ食べているばかりではもちろん太っていく一方です。
いくら食事制限をしたところで、それで絶対に痩せられるかといえばそうではないのです。
たしかに、食事制限をして摂取カロリーを抑えれば徐々に痩せていくこともあるでしょう。しかし、そのような痩せ方は健康的とは言えず、かえって体調を崩してしまいダイエットができなくなったり、不健康な痩せ方をしていくリスクがあります。
そして、ただ食べる量を減らしても、甘いものやカロリーの高いものを食べていては、その蓄積でどんどん脂肪が増えていきます。
栄養バランスを考えた健康的な食生活を送っていれば、無駄に甘いものなどを欲しがらなくなり、より痩せやすい体質へと導くことができるのです。
一般的な食事は、朝昼晩で1日3食がいいとされています。しかし、人によって仕事の都合や生活スタイルが違うため、その3食を摂る時間にはバラつきがでてきますよね。
たとえば、きちんと朝昼晩で3食の食事をして間食をしていない人でも、食事と食事のあいだに時間が空きすぎると、脂肪や糖を吸収しやすくなったり、急に血糖値が上がってしまったりと、太る原因をつくりかねません。
朝食は8時から、昼食は13時から、夕食は18時からなど、食事と食事のあいだに時間が空きすぎないような食生活ができる人は、1日3食が妥当なのかもしれません。
しかし、どうしても食事と食事のあいだにたとえば7時間や8時間など大きく時間が空いてしまうようなら、血糖値の上がりにくい食材で間食を挟んだりするのも、太りにくい食事のコツでもあるのです。
これは当たり前とも言えることかもしれませんが、運動量が少なすぎるのはもちろん脂肪が増えていく原因になります。
時間がないにも関わらず、無理にランニングやウォーキングの時間を設ければいいという話ではありません。もちろんできるならば、そのような有酸素運動をすることが脂肪をためないためには良いと思います。それがかえってストレスや過度な疲労を起こしてしまうのであれば、軽いトレーニング程度でも良いのです。
いちばん良くないのは、とにかく何も運動をしないことです。
いくら忙しくても、ちょっとしたストレッチやトレーニングなどをする努力が大切です。少しでもいいので、毎日体を動かす習慣をつけておかなければ、痩せるどころか現状維持さえ難しくなってくるものです。
痩せるために!というよりも、太らないために!ちょっとした運動を毎日の習慣にすることが大切です。
睡眠は、健康のためにも脂肪を溜めないためにもとても必要な時間です。そして、睡眠が不十分の人は、肥満傾向にある人が多いともいわれています。
睡眠不足になると、食欲増進をさせるホルモン「グレリン」という物質が分泌されます。そして、食欲を抑えるホルモンである「レプチン」という物質が、逆に分泌されづらくなるのです。
つまり、睡眠不足が肥満を招くということは非常に理にかなっており、ホルモンにまで影響を与えてしまうのです。
それらのホルモンバランスを整えるためにも、睡眠を充分にとることが脂肪の蓄積を防ぐ方法のひとつになります。
いかがでしたか?
今回ご紹介した5項目ですが、当てはまる人が結構いるのではないでしょうか?
これらが習慣化されてしまうと、痩せるどころか現状維持もむずかしくなってきてしまいます。「痩せるために」という意識の前に、まずは「太らないために」という意識をもって生活をすることが重要なのです。
ダイエットをしたい人、これから太りたくない人、両者とも最低限気をつけておくべき項目です。
健康的で美しい体でいるために、生活習慣を見直してみてくださいね!