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厚生労働省が公開している資料によると、健康への悪影響予防のためには、紫外線の浴びすぎ防止がポイントなのだそうです。日焼止めを正しく使って、紫外線が原因となるトラブルをできるだけ避けるようにしましょう。
日焼け止めを顔に使用する場合は、適量を5点置き(両頬・おでこ・鼻・あご)してていねいに伸ばします。その後、再度同じ量を同様に塗ります。
「忙しいから」「SPF/PA値が高いから」「化粧崩れしそうだから」と1回しか塗らないのは、正しい紫外線対策ではNGと心得ましょう。また、2回分の量を一度に塗るのもやめましょう。肌になじまない・ムラになるなどの原因になります。
小鼻や目元、こめかみ、フェイスラインなど細かい部分もお忘れなく!
伸びが良いからと少量しか使わないのはNGですよ。
SPFは紫外線を浴びた肌が、赤くなるまでの時間を何倍遅らせることができるかを示しています。PAは紫外線A波から肌を守り、肌が黒くなるのをどの程度防げるかという値を表します。
数値が高いほど、肌に負担がかかるのでシーズンや時間帯に合わせてSPF/PA値を使い分けたり、こまめな塗り直しをするのが○。
あなたは何を基準に日焼け止めを選んでいますか?お気に入りのブランド?プチプラ?
快適な使い心地・肌トラブルを招かないためにも、自分の焼け方のタイプや肌コンディションに合わせてアイテムをCHOICEすると良いですよ。肌質やシーンに合わせてSPF/PA値を使い分けると○。
日に当たってから黒くなるまでは個人差があります。焼け方のタイプ別に、日焼け止めのSPF/PAの参考値を紹介します。
デイリーユース(通勤・通学、1時間ほど買い物に行くなど)、屋外で3時間ほど過ごす(公園やスポーツなど)、レジャーシーン(海水浴・山登りなどに長時間いる)の3パターンに分類したので参考にしてくださいね。
日に当たるとすぐ赤くなり、数時間日に当たると皮むけなどの肌トラブルが起こりやすい人は、海や山などのレジャーシーンは特に注意が必要です。
日に当たると少し赤くなってから黒くなるのが、日本人に一番多い焼け方タイプです。強い紫外線にさらされ続けるレジャーシーン以外は、SPF/PA値が低めの肌負担の少ないアイテムを選ぶとベター。
長時間日に当たっても、皮むけなどの肌トラブルは起こりにくいタイプです。SPF/PA値は高くないものでOKです。
乾燥肌・脂性肌・敏感肌かでも選ぶべきアイテムは異なります。
保湿力があるミルクタイプやクリームタイプを選びましょう。また、肌に負担をかけにくい紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)のアイテムを選ぶのが○。ただし、紫外線散乱剤配合の日焼け止めは白浮きしやすい・汗で流れやすいのがデメリット。
また、散乱剤に使用される酸化亜鉛は肌の乾燥を招くとも言われているので、スキンケアで入念に保湿しておきましょう。
べたつきやすい脂性肌さんは、ウォータリータイプを選ぶと○。皮脂吸収成分や皮脂コントロール成分が配合されていると、テカリを押さえられますよ。
乾燥肌同様、紫外線吸収剤不使用のアイテムがおすすめ。また、エタノール・合成香料・防腐剤など、肌トラブルの原因になりやすい成分が配合かどうかも確認すると○。
SPF50+・PA++++&ウォータープルーフ処方なので、海や山などレジャーシーンにおすすめ。独自のアクアブースター技術により、汗や水に触れるとUVブロック膜が強くなるので、紫外線から肌をしっかりガードしてくれます。
PF38・PA++で、デイリーからレジャーまでOKなアイテムです。天然由来成分100%で紫外線吸収剤・合成保存料・合成香料・鉱物油不使用だから、家族みんなで使えます。薄いベージュ色のクリームで、化粧下地としてもおすすめ。
ミネラルと美容成分で出来たCCクリーム(SPF38・PA+++/3,200円)の限定パッケージのほか、皮脂に強い&ロングUVAからも肌をガードするミネラルUVパウダー(個数限定/SPF50・PA++++/2,800円)など、アイテムを組み合わせれば普段使いからしっかり防御までOK!
紫外線吸収剤不使用なのも魅力。夏本番前に売り切れてしまう人気アイテムです。
乾燥・シワ・シミ・肌老化の加速と、女性の肌にとって天敵ともいえる紫外線。肌を守るためにも毎日のアイテムの使い方が重要になってきます。
「適量を正しい塗り方」と「適切な使い方(こまめな塗り直し)」で、紫外線をブロックしましょう!