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ボディブラシの美容効果として最近注目を浴びているのは、ドライブラッシングです。乾いた肌に、ボディブラシでブラッシングしていくのです。ちょっとびっくりする方もいるかもしれませんが、肌にさまざまな美容効果があるようです。あのミランダ・カーもやっている美容法なんだとか。
まずは、どんな効果があるのか紹介していきます。
ボディブラシでドライブラッシングすることで、肌の血行やリンパの流れを良くする効果があるそうです。血行やリンパの流れを良くすることは、さまざまなその他の効果ももたらします。
セルライトとは、脂肪細胞の周りにヘドロのようにくっついてしまった老廃物などがたくさんあることで、ボコボコとしたオレンジピール状の肌になってしまっている状態です。
太ももやお尻にできやすいですが、体の中で除去することは難しいものです。外からマッサージなどをして徐々に改善するしかないのです。
そのため、ボディブラシで血行やリンパの流れを促進しながら、外からの刺激を与えることで、セルライトにも効果があります。
血行が促進されることで、冷え性の改善効果もあります。冷えは、血液循環が大きく関わります。ボディブラシでドライマッサージすることにより、血行促進され、ポカポカと暖かくなってくるでしょう。ふくらはぎや太ももの、むくみにも効果があります。
体の肌も、ストレスや加齢などでターンオーバーが乱れて、古い角質が剥がれ落ちずに溜まってしまうと、くすみやザラつきの原因になります。ボディブラシでマッサージすると、古い角質を除去する効果があるので、ターンオーバーを促しなめらかな肌になります。また、皮脂腺が刺激されることで自然な保湿効果にも繋がります。
ボディブラシと言っても、どういうものを使ったら良いのかなかなかわからないですよね。ボディブラシに使われている毛質によって肌触りが変わってくるので、毛質のご説明をします。
ボディブラシの中でも高価な馬毛は、主に馬の尻尾や鬣のことを指します。馬の毛のブラッシングの際に取れた毛で、とても貴重な毛です。毛先が細く、柔らかく優しい毛質なので、敏感肌の方や、ドライブラッシングの初心者の方におすすめの毛質です。
豚毛は、馬毛よりはコシがあり、やや硬めの素材になりますが、天然毛の中では一般的な硬さです。吸水性に優れているので、水を含むと少し柔らかくなる特徴があります。ドライブラッシングにもおすすめです。
猪毛は、馬毛や豚毛よりもさらに硬めのしっかりとした毛質です。セルライトや角質除去などにしっかりと効果を出したい方におすすすめです。まず馬毛や豚毛でドライブラッシングして、物足りなくなってきたら猪毛にしてみても良いと思います。
山羊毛は、これらの毛の中で一番柔らかい毛です。とても柔らかいので、肌への刺激が少ない分、ドライブラッシングでの血行促進や角質除去の効果は、なかなか出にくいでしょう。肌に刺激を与えずに、ボディウォッシュに使ったり、リラックス目的で使うのに適しています。
植物繊維は、主にサボテンの繊維で作られていて、しっかりとした硬さがあります。欧米では、植物繊維が一番ボディブラシで使用されることが多いようです。しっかりと血行促進や角質除去の効果を出したい方にもおすすめの繊維です。
ドライブラッシングはその名の通り、乾いた肌にそのままブラッシングします。 シャワーを浴びたり、お風呂に入る前にやるのがおすすめです。
足から上に行くような順序でマッサージしていきましょう。くるくると足の先からヒザまで、ヒザから太ももまでマッサージしていきましょう。裏側もマッサージしてください。
脚を下から上にマッサージしたら、ヒップにいって、お腹にいきましょう。お腹は、時計回りに全体を円を描くようにマッサージしてください。横のウェストも下から上に流しましょう。
背中は難しければやらなくても良いですが、角質が気になる場合はできるところだけマッサージしましょう。
腕は、手から脇の方向に向かってくるくるマッサージしてください。脚もお腹も腕も、くるくるマッサージした後にサーっと流すようにブラシで撫でてあげるのも良いでしょう。ニキビや傷、炎症している部位は避けてください。
ボディブラシの魅力はわかっていただけましたか?ボディブラシのドライマッサージは、さまざまな美容家の方がおすすめする美容法でもあります。簡単にすぐできるので、ぜひ試してみてくださいね。