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同メディアによれば、2016年10月28日、任天堂の君島社長はアメリカメディア・Bloombergからのインタビューにおいて、先日発表したNintendo SwitchのVR対応に言及した。
インタビューではNitendo SwitchはVR対応しないのか、という質問に対して同氏は以下のように答えた。
「もし質問の真意が将来的にNintendo SwitchがVR対応するのかという意味であるならば、VR対応しないとは決して言えません。
ゲーム機がどのようにプレイされるかということを考えた場合、VR対応するかどうかは考えなければならないことなのです。」
さらに任天堂は現在VR対応機を何かしら開発しているのか、という質問に対しては同氏は次のように発言した。
「われわれがVRに興味が無いなんて、とても言えません。
というのも、VRは新しいゲームの楽しみ方を提供するからですが、VR対応するかどうかについては、どんな種類のゲームを提供するかが重要です。
かりにVR対応ゲームがリリースされるとしても、皆さんが今までにプレイしたことがあるような種類のわが社のゲームのみだと言うことです。」
VRへの関心について、同氏は「VRはゲームを超えて、ノンゲームなコンテンツにも応用できることに期待を抱いています」とも語った。
上記のインタビューから、任天堂は直近ではVR対応することはなさそうだが、将来VR対応する場合には同社のブランドイメージを損なわないようなVRコンテンツを提供するだろう、ということが推測できる。
こうした同社のVRに対する態度は、同社のスマホゲームに対する態度に似てないだろうか。
同社のスマホゲーム対応は早くはなかったが、対応すると決めた時はポケモンGOのように同社のブランドイメージを最大限に高めるものを投入した。
VRに対応する時には、インタビューで言及されたように同社のメジャータイトルの魅力を引き出すようなVRコンテンツがリリースされることが期待できよう。
任天堂・君島社長がBloombergのインタビューに答えた時の記事
https://www.bloomberg.com/news/articles/2016-10-28/nintendo-s-big-switch-q-a-with-president-tatsumi-kimishima
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