- 週間ランキング
今回発表された「XRストリーミングSDK」は、Mawari社が独自に開発した世界初の3Dストリーミングテクノロジー&フォーマットで、2021年3月現在、特許出願中の技術になります。
独自のコンプレッション技術で3Dデータが最大限に軽量化されており、ストリーミング形式でコンテンツを配信することによって、これまで処理パワー不足のために不可能だとされていた、
スマホでのリアルタイムでインタラクティブな3D・ARコンテンツの体験
を可能にしています。
分かりやすく言えば”MP3″や”JPEG”のような、いわばAR版の超軽量フォーマットであり、これによってARの一般への普及をより加速させる効果が期待されています。
本技術は、KDDIが今年3月10日に発足したプロジェクト「au VISION STUDIO」によって企画・開発された、限りなく人間に近いビジュアルを持った全身フルCGのバーチャルヒューマン「coh(コウ)」に採用されており、Mawari社の開発力とテクノロジーが本プロジェクトの実現に貢献しています。
「au VISION STUDIO」は、5GやXRといった技術に加えてこれまでのXR施策で得た知見をもとに、ものづくりのプロである社外のクリエイターとコラボしたプロジェクトで、Mawari社は
Aww Inc.
Quantum Capture Inc
Geometry Ogilvy Japan
とともに開発パートナーとして、バーチャルヒューマン「coh」の開発に参加しています。
本技術を用いることによって、スマホやスマートグラスにおける、リアルタイムでインタラクティブな体験の提供を実現しています。
バーチャルヒューマン「coh」の体験は現在、体験できる企画が都内各所で実施されており、3月11日(木)~14日(日)に日本科学未来館で実施された企画では、デジタルツインによる新たな展示体験「HYPER LANDSCAPE」のアテンダントに、バーチャルヒューマン「coh」が配置されています。
日本科学未来館のシンボルである地球ディスプレイ「ジオ・コスモス」の周辺でスマートグラスを使うと、現実世界に様々なデジタル情報が重なって表示されるようになっており、より直感的に展示を楽しむことができるほか、cohと一緒にデジタルで拡張された展示を楽しむことも可能になっています。
東京都多摩市にある「KDDI ART GALLERY」では、3月26日(金)からスマートグラスを活用した新たなアート鑑賞体験が展開されます。
この企画では、エミール・ガレの作品「風景文花瓶」をARで再現し、普段は見ることのできない内側からの鑑賞を可能にします。
さらにバーチャルヒューマン「coh」が、ナビゲーターとしてギャラリー内の作品を解説してくれます。
「au VISION STUDIO」は、KDDIが発足させた、先端テクノロジーとアイデアによって数年先の未来の体験を提供するクリエイティブチームで、その企画の一つとして、限りなく人間に近いビジュアルを持った全身フルCGのバーチャルヒューマン「coh(コウ)」が開発されています。
5G MECなどの技術を活用することでリアルタイムでの動作・会話を可能にしており、Mawari社の「XRストリーミングSDK」を活用することで、より多くの人々とのコミュニケーションや大規模配信を実現しています。
Mawari社が独自に開発した技術「XRストリーミングSDK」が発表されました。
この技術は5G時代のARストリーミングテクノロジー&フォーマットとなっており、ARデータを軽量化することで、スマホやスマートグラスでのリアルタイムなAR体験を可能にしています。
本技術はKDDIの新プロジェクト「au VISION STUDIO」により企画・開発された、全身フルCGのバーチャルヒューマン「coh」に採用されており、都内各所で公開されています。
3月26日からは「KDDI ART GALLERY」の企画に登場するということなので、ぜひ近未来の展示体験を楽しんでください。
Copyright ©2021 VR Inside All Rights Reserved.