東京, 2026年11月2日 - (JCN Newswire) - Kasperskyは、同社が主催するサイバーセキュリティの国際競技大会「Security Analyst Summit(SAS)CTF 2026」のAttack &Defense形式の決勝で、日本のチーム「BunkyoWesterns」が優勝したことを発表しました。BunkyoWesternsは、賞金総額18,000ドルをかけた24時間の戦いで、世界各地から勝ち上がった13の決勝進出チームを上回りました。

Kasperskyは、サイバーセキュリティのスキルを磨き、世界のセキュリティ人材を育成することを目的に「SAS CTF」を開催しています。2026年の決勝には、今年前半に行われた「SAS CTFオンライン予選」と「Kaspersky{CTF}」の2大会の勝者が集まりました。2つの大会には合わせて2,800を超えるチームが参加し、欧州、中東、アジア太平洋、中南米、北米を代表する14チームが決勝に進出しました。

今年の決勝では、トップレベルのセキュリティ人材が緊迫したリアルタイムのハッキング対決に臨みました。各チームは自チームのサーバーを守りながら、ライバルチームのシステムにある同一の脆弱性を突いていきます。スコアは攻撃の成果だけで決まるわけではありません。プレッシャーのなかで自チームのサービスをどれだけ稼働させ続けられたかも重視され、その状況に応じた倍率が各チームの得点に掛けられます。さらにKasperskyは今年、新たな試みとして、AIエージェントもインターネットも使えない隔離ネットワークでの課題を用意しました。これが最も興味深い課題のひとつとなり、各チームは自分たちのスキルだけを頼りに、手作業で課題を解かなければなりませんでした。

BunkyoWesternsは今回がSAS CTFへの3回目の出場で、首位を獲得し賞金10,000ドルを手にしました。2位にはKaspersky{CTF}から決勝に進んだPwnSec(中東)が入り、賞金5,000ドルを獲得しました。3位にはCentral Universityから初出場したCUT(ロシア)が入り、賞金3,000ドルを獲得しました。

BunkyoWesternsのキャプテンは、次のように述べています。「BunkyoWesternsとしてSAS CTFに出場するのは今回で3回目で、ついに優勝できて本当にうれしいです。序盤はAIを使って互いに攻撃し合う展開で、AIツールが非常に速くバグを見つけるため、昨年よりもはるかに激しい戦いになりました。しかし後半になると、AIの限界も見えてきました。一部のバグは依然として手動での解析が必要で、自分たちの手で解析しなければなりませんでした。来年もまた必ず出場します」

日本法人である株式会社カスペルスキーで代表取締役社長を務める嵯峨野充は、次のように述べています。「SAS CTF 2026でBunkyoWesternsが優勝したことを大変うれしく思います。日本のサイバーセキュリティコミュニティにとって誇らしい成果です。今回の優勝は、ますます複雑化するサイバー脅威に立ち向かうために必要な、ひたむきな努力と高い技術力、そして課題解決力の表れです。Kasperskyは、サイバーセキュリティ人材を育て、専門家が世界の仲間と腕を競い合う機会を提供することが、より強固でレジリエントなデジタル社会を築くうえで欠かせないと考えています。今回の成果が、日本やアジア地域でサイバーセキュリティの道を志す多くの人たちにとって、自らの限界に挑み、より安全なデジタル社会の実現に貢献するきっかけになることを願っています」

Kaspersky GReAT(グローバル調査分析チーム)でシニアセキュリティリサーチャーを務めるレオニード・ベズヴェルシェンコ(Leonid Bezvershenko)は、次のように述べています。「SAS CTF 2026は、大切なことを示してくれました。AIツールがあらゆるセキュリティリサーチャーの道具の一部になりつつある時代でも、プレッシャーのなかで発揮される人間の確かな専門性に代わるものはないということです。AIは進むべき方向を示すことはできても、今年の参加者が見せてくれたような、長年の実践で培われた経験や批判的思考に取って代わることはできません。サイバーセキュリティにおいてAIの存在感が増すなか、最終的にこうしたツールをどう使うかを決めるのは人間です。SAS CTFのようなイベントは、そうした人材を育てる重要な場であり続けます」

決勝はKaspersky Academyがスポンサーを務め、Kasperskyが2026年10月20日から23日までインドネシア・バリ島で開催した第18回SASの一環として行われました。カンファレンスには世界各地から200人を超える参加者が集まり、今年のアジェンダでは、重大な脆弱性の公表や、複数のデジタル分野を標的とした非常に複雑な攻撃に関するインシデント調査などが取り上げられました。

SAS 2026のアジェンダや登壇者などの詳細は、公式サイト(英語)をご覧ください。

BunkyoWesternsについて

BunkyoWesternsは、国内外のCTF(Capture The Flag:サイバーセキュリティの技術を競う大会)に参加している日本のCTFチームです。企業や組織で活躍するセキュリティ技術者などで構成されています。世界のCTFチームの成績を集計する「CTFtime」の2025年ランキングでは国内1位、世界9位となりました。2026年には「CODEGATE 2026 CTF」決勝のGeneral部門でも優勝しています。

公式サイト:https://bunkyowesterns.org/

GReAT(グローバル調査分析チーム)について

2008年に設立されたGReAT(Global Research &Analysis Team)は、Kasperskyの中核を担う組織として、APT、サイバースパイ活動、主要なマルウェア、ランサムウェア、アンダーグラウンドのサイバー犯罪の動向を世界規模で明らかにしています。現在、欧州、ロシア、中南米、アジア、中東で30人以上の専門家がグローバルに活動しています。優れたセキュリティの専門家たちが、比類のない専門知識と情熱、探究心をもってサイバー脅威の発見と分析にあたり、マルウェア対策の研究とイノベーションにおいて同社をリードしています。

Kasperskyについて

Kasperskyは1997年に設立されたサイバーセキュリティとデジタルプライバシーを専門とするグローバル企業です。「サイバーイミュニティ」というアプローチによって業界に革新をもたらし、これまでに10億台以上のデバイスを保護し、個人、企業、重要インフラ、政府機関をサイバー脅威から守っています。

Kasperskyは「Cybersecurity True to Business」(ビジネスに寄り添うサイバーセキュリティ)を掲げ、明確な成果の提供、収益の保護、業務負荷の軽減、ダウンタイムの防止に注力しています。また、高度な脅威インテリジェンスとセキュリティの専門知識を活かし、中小企業から大企業まであらゆる規模の組織を対象に、実績あるAI駆動型保護技術とシンプルな管理機能、専門的なサポートを組み合わせた革新的なソリューションとサービスを継続的に提供しています。

第三者機関によるテストでも高い評価を受け、何百万人という世界中のユーザーと約20万の組織から信頼されているKasperskyは、脅威の早期検知と迅速な対応を可能にし、より高い信頼性と自由度をもって運用できる環境を提供することで、お客様にとって最も重要なものを守ります。詳細については、https://www.kaspersky.co.jp/ をご覧ください。

※本プレスリリースは、2026年10月23日に発表されたニュースリリースの抄訳版です。

本件に関するお問い合わせ先:
Kaspersky広報事務局(株式会社カーツメディアワークス内)
担当:山根、マルク、アリアル
TEL: 03-6427-1627
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記事名:「 Kaspersky、サイバーセキュリティの国際競技大会「SAS CTF 2026」の決勝結果を発表 日本のBunkyoWesternsが優勝 」