犬がやりがちな『ユニークな行動』6つ 奇妙な仕草の意味や注意すべき状態まで解説
犬がやりがちな『ユニークな行動』6つ
犬の行動には、遊びや好奇心、周囲への反応など、さまざまな理由が関係しています。普段何気なく見ている仕草にも、そのときの気分や体調が表れている可能性があります。
1.不思議そうに首をかしげる
飼い主が話しかけたときや、聞き慣れない音がしたときに、犬が首をかしげることがあります。まるで「何?」と考えているように見える、印象的な仕草です。
音の方向や内容を確かめようとしている可能性があるほか、飼い主が喜ぶ反応を学習して繰り返している場合もあります。ただし、首が片側へ傾いたまま戻らない、ふらつく、目が小刻みに動くといった異変があれば注意が必要です。
2.前足を伸ばしてお尻を高く上げる
前足を床につけて上半身を低くし、お尻を高く上げる姿勢は「プレイバウ」と呼ばれ、遊びに誘うときによくみられます。ほかの犬だけでなく、飼い主に向けてすることもあります。
しっぽを振ったり楽しそうに跳ねたりしているなら、「一緒に遊ぼう」と誘っているのかもしれません。一方、胸を低くしたまま動かず、元気低下や嘔吐などを伴う場合は、腹部の痛みが関係している可能性もあります。
3.自分のしっぽを追いかけて回る
子犬では、動く自分のしっぽに興味を持ち、おもちゃのように追いかけて遊ぶことがあります。退屈しているときや興奮時に同じ行動をみせる犬もいるでしょう。
ただし、頻繁に繰り返す場合は、皮膚のかゆみやしっぽ周辺の痛み、肛門嚢のトラブルなども考えられます。呼びかけてもやめられない、しっぽを噛んで傷つけるといった状態なら、動物病院へ相談してください。
4.床や壁に体をこすりつける
床や壁へ背中や体をこすりつけるのも、犬によくみられるユニークな行動です。気になるニオイを体につけようとしているほか、単純に背中などがかゆい場合もあります。
同じ場所ばかりこする、赤みや脱毛があるときは皮膚トラブルが隠れているかもしれません。また、お尻を床につけて前進する「お尻歩き」では、肛門嚢の不調などが関係していることもあります。
5.上目遣いをしたり突然あくびをしたりする
犬が飼い主を上目遣いで見つめたり、眠そうではないのにあくびをしたりすることがあります。何かを期待して相手の反応を確認している場合もあれば、緊張が関係しているケースもあります。
特に叱られているときや、知らない人に近づかれた場面であくびや鼻舐めが増えるなら、不安を感じている可能性も。仕草ひとつで判断せず、耳やしっぽ、姿勢なども一緒に確認するとよいでしょう。
6.飼い主の後をどこまでもついてくる
飼い主が部屋を移動するたび、後ろをついて歩く犬もいます。そばにいると安心できる、何をしているのか気になる、散歩や食事を期待しているなど、理由はさまざまです。
ただし、飼い主が見えなくなると激しく吠える、物を壊す、落ち着けなくなるといった様子がある場合は注意したいところです。分離に関連した強い不安が疑われ、生活への影響が大きい場合は専門家への相談も検討しましょう。
犬の奇妙な仕草で注意すべき状態
ユニークな行動の多くは、すぐに病気を意味するものではありません。しかし、突然始まった、何度も繰り返す、ほかの異変も伴っているといった場合は体調面にも目を向ける必要があります。
壁や床に頭を押しつけ続ける
犬が壁や床へ頭を強く押しつけ、そのまま動かない場合は注意が必要です。こうした異常な行動は「ヘッドプレス」と呼ばれることがあり、神経系を含む重大な異常が関係している場合があります。
単に壁へ頭をもたせて休んでいる状態とは異なり、不自然に押しつけ続けているなら様子見は避けたいところです。できるだけ早く動物病院を受診してください。
同じ動きを何度も繰り返している
しっぽを追い続ける、同じ場所を回る、特定の部位を舐め続けるなど、同じ行動を何度も繰り返す場合があります。
退屈やストレスが影響していることもありますが、痛みやかゆみ、神経系の異常などが隠れている可能性もあります。呼びかけても反応しない、途中でやめられない、体を傷つけるほど続ける場合は早めの受診が安心です。
歩き方や姿勢がいつもと違う
突然スキップするように歩く、片足を浮かせる、普段とは違う座り方をするといった変化も見逃したくありません。関節や筋肉などの痛みによって歩き方が変わることがあります。
また、遊びのプレイバウに似た姿勢でも、長時間続けて元気がない場合は腹痛が関係していることも。急な変化があれば、単なる癖や面白い仕草と決めつけないようにしましょう。
まとめ
犬がみせるユニークな行動には、首をかしげる、遊びに誘う姿勢を取る、しっぽを追いかける、体をこすりつけるといったものがあります。上目遣いやあくび、飼い主の後をついて歩く行動にも、好奇心や期待、不安などさまざまな理由が隠れている可能性があります。
ただし、頻繁に繰り返す、突然始まる、元気低下や歩き方の異常などを伴う場合は注意が必要です。特に頭を壁へ押しつけ続けるなど明らかに不自然な様子があれば、早めに動物病院へ相談してください。
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