日本で飼いづらいと言われている犬種5選

日本の気候や住宅環境を考慮すると、体質や気質的に飼いづらいと言われる犬種は数多く存在します。ここでは日本で飼いづらいと言われている犬種とその理由をみてみましょう。

1.シベリアンハスキー

シベリアンハスキーは名前の通り、シベリアという非常に寒い地域原産の犬種です。そのため、暑さに弱い性質が強く、高温多湿となる日本の夏は過ごしづらさを感じやすいでしょう。

また、体も大きくスタミナもある犬種なので、定期的にのびのびと走り回れるドッグランに連れて行ったり、過ごす部屋の広さも考慮してあげる必要があります。

2.グレートデーン

グレートデーンは温和で優しい性格の犬が多い犬種として世界中で愛されています。しかし、非常に体の大きな犬種なので、飼育するには十分に広いスペースが必要です。

日本の住宅環境を考慮すると、グレートデーンがストレスを溜めないほど広いスペースを用意できる家が限られるため、日本では飼いづらい犬種と言われています。

3.サモエド

ふわふわの白い毛が魅力的なサモエドは、日本国内でも人気の高い犬種です。しかし、シベリアンハスキーと同じくロシアのシベリア地方原産の犬種のため、暑さには非常に弱い傾向にあります。

夏場は特に注意が必要で、エアコンを低めに温度設定し、24時間つけっぱなしにしておかなければ危険です。また、冬場も暖房を効かせすぎると暑いと感じる恐れがあるため、サモエドに合わせて調節しなければなりません。

4.セントバーナード

セントバーナードは50kg以上の体格を持つ超大型犬に分類される犬種です。スイス原産の山岳地帯で生まれた犬種なので、暑さには弱く、夏場は暑さ対策を徹底する必要があり、日本では飼いづらいと言われています。

また、体も大きいので、セントバーナードがストレスを溜め込まないくらいの広い部屋で飼育が必要です。体力もある犬種なので、1回1時間以上、朝晩必ず散歩させてあげましょう。

5.グレートピレニーズ

グレートピレニーズもセントバーナードと同様、寒さと飼育スペースに注意が必要です。

暑い時期や暖房を使用する時期は、グレートピレニーズに合わせて温度調整することが求められますし、大きな体でもストレスを感じないような飼育環境を整えなければなりません。

また、飼い主がしっかりリーダーシップを取らなければ、飼い主の指示を聞かなくなるほど自主性のある犬種です。信頼関係を正しく築くことも大切です。

日本で飼いづらい犬種をお迎えする際に知っておくべきこと

日本で飼いづらいと言われる犬種は、主に気候や住宅環境がネックとなる理由です。

したがって、日本で飼いづらいと言われている犬種をどうしてもお迎えしたい場合は、夏場や冬場など極端な気温となる時期にしっかり室温を調節してあげること、そしてお迎えする犬がストレスを感じないように広々とした住宅環境を準備してあげることが求められます。

室温を調整するには、ガス代や電気代が高額になりますし、住宅環境を整える必要があるならば、新たに犬を飼える広々とした住宅を見つけて契約しなければなりません。

これだけの覚悟を持ってお迎えできるならば、日本で飼いづらいと言われている犬種たちでも、素敵な家族の一員となってくれるでしょう。

まとめ

日本で飼いづらいと言われている犬種は、主に住宅環境や日本の気候に懸念を示されることが多いです。この点を十分にクリアできると覚悟を決めた人のみ、家族にお迎えしてあげましょう。


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情報提供元: わんちゃんホンポ
記事名:「 日本で飼いづらいと言われている犬種5選 どうしてもお迎えしたい場合に知っておくべきことまで