犬が『初めて会った人』にみせる行動4つ 仲良くなるための秘訣や注意すべきことをご紹介
️初めて会った人に見せる行動
やや距離をとって見つめる
犬にとって初めての相手は敵か味方かわからない未知数の存在。そのため何かあればいつでも逃げられるよう、やや距離をとって相手の動向を伺うという行動が見られます。
おうちに招かれたお客さんであれば物陰やドアの横からジーッと見つめたり、散歩中などに外で出会った人であれば飼い主さんの後ろに隠れたりリードが許す限り遠ざかったりします。
犬の視線を感じたら、あなたの一挙手一投足に怪しいところがないか見張られていると思って行動しましょう。また犬はあなたと飼い主さんの関係性というものもよく見ていますよ。
威嚇する
更に警戒心が強い子だと、初対面の相手には威嚇行動をとってしまう場合があります。歯を剥き出したり「ウーッ」と低い声で唸ったり、犬が少しでも「怒っているな」と感じたときには要注意です。威嚇は「それ以上近づいたら攻撃するぞ」という最後通告でもあるからです。
匂いを嗅ぐ
遠くから様子を見て「大丈夫かもしれない」と思ってもらえたら第一関門突破。犬の方から近づいてきて、クンクンと匂いを嗅いでくれます。
犬にとって「匂いを嗅ぐ」という行動は名刺交換のようなもの。体の匂いにはその人の情報がたくさん詰まっているのです。犬が匂いを嗅ぎはじめたら、心ゆくまで存分に嗅がせてあげましょう。
お腹を見せる
警戒心が強い子もいる一方で、初対面の人にも全く臆さない人懐っこい犬もいますよね。近づいた途端にコロンと転がってお腹を見せてくれると、こちらとしても嬉しいものです。
お腹を撫でてほしいというサインの場合、リクエストにお応えして撫でてあげましょう。ただ一方で別の意味でお腹を見せていることもあります。
犬は不安や緊張を感じている際、「カーミングシグナル」と呼ばれる行動をとって相手や自分を落ち着かせようとします。「お腹を見せる」という行動もその1つで、相手に敵意がないということを態度で示して緊張を和らげようとしている場合もあるのです。
️犬と仲良くなるための秘訣
挨拶のマナーを守る
人間社会でも初対面の場合の挨拶にはマナーがありますよね。犬の世界でもそれは同じです。マナーが守れないと「こいつは油断ならない!」と判定されて仲良くしてもらえません。
初対面の犬と触れ合う際には、まず「上から行かない」ことが大切です。立ったまま頭に手を伸ばして撫でようとすると犬は「殴られる!?」と脅威を感じてしまいます。
まずしゃがんで犬と目線を合わせ、下から手を出しましょう。それから手の甲を鼻先に近づけ、匂いを嗅いでもらいます。犬が抵抗感を示していなようであれば、優しく撫でさせてもらいましょう。
無理強いしない
「自分は犬の扱いに慣れているからどんな子でも大丈夫!」と自信を持っている人もいるかもしれません。
ですがどんなに自信があったとしても、犬が警戒していたり嫌がっているのに無理に触れ合おうとするのは厳禁です。無理強いをしようとすると嫌われてしまうのはもちろんのこと、場合によっては反射的に犬が攻撃してしまい咬傷事故に発展しかねません。
️まとめ
言わずもがなですが、初対面の犬と触れ合いたい場合、まずは飼い主さんに「触ってもいいですか?」と許可をとることが必須です。その子が警戒心の強い子なのか人懐っこい子なのか、どこを触られるのが好きでどこがNGゾーンなのか、飼い主さんに教えてもらうこともできます。
「触りたい!」という自分の願望を犬に押し付けるのではなく、お互いに気持ちよく仲良くできるよう努めましょう。
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