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岡山県倉敷市にて、保健所に収容された子犬の一時預かりや野犬を増やさない活動を、自宅を利用して行っているという投稿主さん。今回紹介したのは、草むらの中で発見された子犬たちについての物語です。子犬が暮らすにはあまりに大変な環境。生後間もない7匹の子犬を保護することになりました。
保護された子犬たちは、里親さんが見つかるまで自宅で暮らすことになります。それぞれに名前を付けて、新たな生活が始まりました。
7匹の子犬たちと時を同じくして、「カンカン」ちゃんという子犬も保護されていました。兄弟は亡くなっており、カンカンちゃんだけが生き残ったそうです。初めはうつむいてばかりだったカンカンちゃんも、次第に環境に慣れていきました。
こうして8匹となった子犬たちは、同じ場所にいる犬たちに囲まれながら逞しく成長したそうです。ときには親代わり、時には兄姉のように他の犬たちと接した子犬たち。犬社会と人間社会の両方を学んだ子犬たちに、ついに譲渡会の日がやってきました。
譲渡会では、たくさんの人が子犬たちを見に来てくれたといいます。その結果、8匹すべての里親さんが決まるという嬉しい結末に!どのご家庭も、子犬と一緒に生きていきたいという気持ちを強く持った優しい人たちでした。
こうして、道は違うもののそれぞれの幸せへと一歩を踏み出した子犬たち。草むらの中で震えていた命が、たくさんの優しさに触れ、「家族」という居場所を手に入れることになった物語に、多くの人が涙したのでした。
これからの子犬たちにたくさんの幸せが訪れるよう、願ってやみません。
この投稿には「命を助けてくださってありがとうございます」「心優しい飼い主さんに引き取られて本当によかった」「新しい家族でたくさん愛をもらってね」などのあたたかなコメントが寄せられています。
保護活動や譲渡会の様子はInstagramアカウント「@tamashima_yaken」や、チームで運用している「@dogribbon_kurashiki」などの投稿からチェックすることができますので、ぜひご覧になってみてください。
写真・動画提供:Instagramアカウント「tamashima_yaken」さま
執筆:小泉 あめ
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。