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話題となったのは、人と動物が共に幸せに暮らせる社会の実現を目指して日々保護活動に尽力している「安倍誠」さん。
安倍さんと保護スタッフが今回訪れたのは、福岡の行政施設です。そこにいたのは、飼い主さんに捨てられて行き場がなくなった推定7歳の男の子…。
そのわんこは、スタッフ一同が愛護センターに到着するととても悲しい表情で出迎えてくれたといいます。
スタッフに「ワン、ワン」と鳴く姿は、まるで「連れて帰って」と訴えかけているようだったとか…。しかしスタッフが犬舎の中に入ると、わんこは尻尾を振りながら歓迎してくれました。
実はこのわんこ、現在の状況に怯えてはいるものの人間が大好きな性格だったようです。
スタッフは、わんこに首輪とハーネスを装着して動物病院へ連れていくことにしました。しかし、保護活動はその作業がとても大変になることがあります。
というのも、神経を張り詰めている犬たちは、首輪を付けたり移動させたりしようとすると興奮することがあるから。
何をされているのか分からないわんこにとって、保護されるのはときに恐怖を伴うものなのです。
しかし今回のわんこは、何をするにも一切怯えたり怒ったりすることはありませんでした。それどころか、動物病院の診察台の上でスタッフに愛想を振りまくほど…。
とっても穏やかで甘えん坊なわんこは、保護施設へ移動してから「とんちゃん」という名前をもらいました。
スタッフと一緒に散歩をする姿は、捨てられた過去を持っているなんて微塵も感じさせないほどリラックスしているといいます。
傷つけられても人間を恨まず、たくさんの愛情を受け止めて返してくれる姿には、スタッフもこの先の幸せを願わずにはいられなかったそう。
これからは「ずっとの家族」を探すことになりますが、優しくて可愛いとんちゃんには素敵な家族が見つかることでしょう!
涙なしで見られない動画には「この子を助けてくれて本当にありがとうございます」「その笑顔で犬生を楽しもうね」「これからが今までの何倍も幸せになります様に」といったコメントが寄せられています。
安倍さんは、日々の保護活動の様子を随時。のびのびと暮らす猫ちゃんたちの生活をのぞいてみたい人は、Instagramアカウント「makoto_abe15」に遊びにいってみると良さそうです。
写真・動画提供:Instagramアカウント「makoto_abe15」さま
執筆:小泉 あめ
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。