銭湯を利用する側から、支える側へ――。東京都内にある約430軒の公衆浴場(銭湯)が加盟する東京都浴場組合(東京都公衆浴場業生活衛生同業組合)による「第6回 銭湯の担い手養成講座」が、8月より開講します。


 業界未経験者を対象に、銭湯での日常業務や経営の基礎を実践的に学ぶ、計12時間の講座です。



 「銭湯の担い手養成講座」は2021年にスタートし、今回で6回目の開催。銭湯の経営や銭湯での就労に興味を持つ業界未経験者を対象に、収支など銭湯経営の基本から日常業務、現場での実務までを、3つのステージで段階的に学んでいくカリキュラムとなっています。


 「ステージ1」は、8月28日、29日、30日に「練馬湯遊邸 松の湯」(練馬区石神井台7-11-1)で開催。3日間のうち1日を選び、銭湯経営の基本や日常業務、銭湯の収支に関する講義、講座修了者による講話など、3時間のプログラムを受講します。


 「ステージ2」は、9月20日に「砂川湯」(武蔵村山市学園3-68-1)と「松見湯」(立川市羽衣町1-8-12)で開催。実際の銭湯の施設や設備を見学し、銭湯経営について経営者から直接話を聞く4時間のプログラムです。


 「ステージ3」は、10月下旬から11月初旬ごろに、ステージ1と同じ「練馬湯遊邸 松の湯」で開催。5時間の講座で、実際の就労形態に近い実務経験を積み上げていきます。


 全3ステージを修了した受講者は、借り手や働き手を求める都内の銭湯経営者のみが閲覧できる「担い手情報サイト」に登録。将来的に業界へ飛び込みたい人にとって、実際の就労や開業のチャンスにつながる大きな門戸が開かれています。



 参加申し込みは、東京都浴場組合のサイトにある応募フォームで7月31日まで受け付けています。定員は30名で、応募者多数の場合は抽選となります。また、過去に行われた講座の模様は、同組合の「銭湯の担い手養成講座」特設サイトで見ることができます。


 後継者不足による閉業が問題視される一方、若手経営者による復活劇も話題となっている銭湯業界。伝統のバトンを未来へつなぐ、新たな一歩を踏み出してみては?


<参考・引用> 銭湯で働きたい人を応援します!「第6回 銭湯の担い手養成講座」参加者募集 | 【公式】東京銭湯/東京都浴場組合銭湯の担い手養成講座


(天谷窓大)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 天谷窓大 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026072101.html
情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 銭湯ファン、出番です 未経験から“担い手”を目指せる講座が開講