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料理をする時に欠かせない道具のひとつである包丁。10年も使い続けると、さすがに買い替え時が来るようです。
長年愛用した包丁と、新品の比較画像をXに投稿し、大きな注目を集めているのは「Mary」さん。刃が削れていくのは理解できるのですが、こうも大きさに差が出るとは……。驚きです。
この包丁は、Maryさんが特段硬いものを切っていたというわけでは決してなく、日常的な料理シーンで使い続けてきたもの。もともとの料理好きが、特に昨今のコロナ禍で加速したことで、魚を捌いたり、お菓子作りやパン作りも得意になり、食事の9割以上は自炊を行っているそうです。
包丁を研ぐ頻度は、およそ2週間から1か月に一回程度自宅で行うほか、年1回ペースで、メンテナンスの意味も込めて研ぎ屋さんにお願いしていたとのこと。こうした点からも、大切に大切に使っていたことがとてもよく分かります。
今回包丁の買い替えを決断したのも、研ぎ屋さんの助言が大きかったようで、Maryさんとしては「若干小さくなっているなぁ」「切れ味が持続しなくなってきたなぁ」くらいの感覚でしたが、いざ比べてみると、そのサイズの違いに思わず笑ってしまったとのことでした。
役目を全うした包丁は、廃棄せず大事に取っておく……という予定でしたが、投稿に寄せられた「もう少し使える」「用途を変えれば大丈夫」といった声を見て、前言撤回を決意。「一線からは退いてもらいつつも、細かい作業などでは今後も使ってあげようと思います」と、現役続行を宣言しています。
そんな相棒とも呼べる包丁に、もしも言葉が伝わるならどのような声かけをしてあげたいか?うかがうと「今までありがとう。そしてこれからもよろしく。でしょうか」と答えたMaryさん。やはり道具は使われてこそ価値があるもの。小さくなった包丁も、きっと喜んでいることでしょう。
<記事化協力>
Maryさん(@mary_tuba)
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024052002.html