「生姜焼きの概念が変わった」「凄い!」など、Twitter上で話題になった「しょうが焼きBaKa 神保町本店」の特上豚バラブロックの生姜煮焼き定食。見た目はまるで豚肉のエアーズロック。「東京に住んでいて、これを食べないわけにはいかない!」と、さっそくお店に行ってきました。

 仕事終わりに向かうと店の前には行列ができていました。ちょうど店員さんが外に出ていたので目当てのメニューについて聞くと、1日30食限定となっており、なんとお昼の時点で売り切れてしまったことが判明。そんなBaKaな……。

 後日、今度は開店前の10時30分に到着。開店30分前にもかかわらず、お店の前にはすでに1人先客の姿が。さらに客は続々とあつまり、開店までに行列の数は10人以上に……!すごい人気店。

 店内に入ると食券機で「特上豚バラブロックの生姜煮焼き定食」(ブタ盛/税込1400円)のボタンをポチッ!店員さんに食券を渡すとご飯の量を聞かれます。ご飯は「特盛」「大」「中」「小」から選べ、どれを選んでも値段は変わりません。もちろん「特盛」を選択。「やっと食べられる……」、期待に胸を膨らませながらその時を待ちました。

 しばらくして目の前に現れたのは、まさに肉塊。しかし、ただの肉塊ではありません。高知県産の生姜をたっぷり入れてじっくり時間をかけて煮込まれた美味しそうな肉塊です。今まで見たことが無い豚の生姜焼きに、一瞬、時間が止まりました。

 それでは、いただきます!箸で持ち上げると、ズシリと豚肉の重みを感じます。一度ご飯の上にワンバウンドさせてからガブリと噛みつくと、豚肉は信じられないほど柔らかくてジューシー!豚肉の旨味があふれ出てきて、ご飯が止まりません。特盛にしておいて本当に良かった。

 店内の壁にはオススメの食べ方も紹介されています。続いては、それにならって横に添えられていた「奥久慈卵の酢生姜タルタルソース」を豚肉の上にワンバウンド、豚肉と一緒にご飯にツーバウンド、そして口の中へ。

 タルタルソースと甘辛いタレがきいた豚肉との相性も抜群!豚肉の旨味をさらに引き立ててくれ、思わず「BaKa美味い!」と叫びそうになります。

 特盛のご飯もあっという間になくなり、完食。ごちそうさまでした!行列ができるのも納得の味。豚の生姜焼きを食べている感覚は正直なかったものの、ボリューム満点で大満足です。本当に豚の生姜焼きの概念を変えさせられるお店でした。

(取材・撮影:佐藤圭亮)

情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 【SNSで話題のグルメ】生姜焼きの概念が変わる?神保町でBaKaでか豚の生姜焼きを食べてきた