雪のように美しい『白猫』の魅力4選!警戒心が強いと言われるのはなぜ?
1.被毛の白さ
「白猫」の魅力と言えば、美しい被毛です。
白猫が生まれるのは2つのパターンがあると言われています。ひとつは、白色の被毛をつくる遺伝子をもつタイプです。この遺伝子は他の毛色をつくる遺伝子よりも強く、白猫と黒猫の間に生まれる猫がすべて白猫になることがあるそうです。
もうひとつは、色素が無いため白猫になるタイプです。目の色素もないため目の奥の血管が透けて見えるので、「目が赤い」という特徴があります。
2.子猫のときだけ模様があること
「白猫」には完全な白猫ではない子が生まれる場合があります。子猫のときだけ、額や頭頂部にハの字や斑点、直線など黒い模様が入ることがあるのです。
この模様は1歳ごろになると薄くなり始め、遅くても2歳ごろまでには消えてしまいます。
ちなみに、白猫の子猫の頭の模様は「キトンキャップ(子猫の帽子)」と呼ばれています。
3.オッドアイ
猫の目の色の代表的なものは、「ブルー」「グリーン、ヘーゼル(外側がブラウン系で内側がグリーン)」「アンバー(イエローやゴールド)」「カッパー(銅色)」の5種類があります。
白猫の目の色は「ブルー」と「アンバー」ですが、左右で色が違う「オッドアイ」になることが多いのです。猫全体でオッドアイになるのは1%ほどですが、白猫ではオッドアイになるのは25%もあると言われています。
ちなみに日本では、オッドアイは「金目銀目」と呼ばれ、縁起物とされています。
とても神秘的なオッドアイですが、正確には「虹彩異色症」という病気です。そして、なぜオッドアイになるのかは解明されていません。そのような点も、白猫をよりいっそう神秘的、魅力的に感じさせているのかもしれません。
4.警戒心が強いこと
「白猫」は、警戒心が強かったり繊細だったりする性格が多いと言われています。
自然の中で暮らしていると、当然白い被毛は目立ち、敵に見つかりやすいです。そのため、白猫は警戒心が強くなったと考えられています。
また、白猫は比較的歴史が浅い毛色で、猫が人と関わりを持ってから発生したとされているため、飼い主さんに対しては甘えん坊になる子が多い、とも言われています。
ただし、生まれ持った性格や育った環境で性格が形成される部分もあるので、必ず繊細な性格になるとは限りません。
まとめ
今回は、真っ白な被毛が雪のように美しい「白猫」の魅力をご紹介しました。
被毛に関わる遺伝子、子猫のときだけの模様、目の色、性格など、神秘的なものが多いです。
白猫を見かけたら、今回ご紹介した魅力について注意して観察してみてはいかがでしょうか。
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