猫は本当に『飼いやすい』?そう言われる4つの理由と、実際に暮らすなら気をつけるべきこと
1.散歩の必要がない
犬は毎日散歩に行かなければいけませんが、猫はその必要がありません。
そのため、毎日散歩の時間を確保できない飼い主さんには、猫は飼いやすいペットと言えるでしょう。
しかし、猫は散歩に行く必要がなくとも、家の中で思いっきり体を動かすことは必須です。
おもちゃやキャットタワーなど、家の中で自由に体を動かせる環境を用意してあげることで、運動不足の解消やストレス発散につながります。
飼い主さんが一緒に遊んであげるとコミュニケーションも取れますので、愛猫との信頼関係を築きやすくなるのではないでしょうか。
2.トイレのしつけが簡単
猫は本能的に砂に排泄物を隠す習性があるので、トイレのしつけが簡単なことも猫が飼いやすい要因のひとつです。
猫が使いやすい砂とトイレを用意すると、自然とトイレを覚える猫も多いです。
トイレのしつけが必要な猫であっても、数日から1週間ほどでトイレを覚えることができると言われています。
ただし、猫は非常にきれい好きな動物でもありますので、トイレが清潔でないと別の場所で粗相をすることがあります。
そのため、トイレの清潔を保つことが重要です。
3.シャンプーが不要
猫の愛らしい仕草といえば「毛づくろい」を思い浮かべる方も多いでしょう。
ほとんどの猫が毎日毛づくろいを行っていると思います。
猫の毛づくろいには、体温調節、血行促進、心を落ち着かせてリラックスするといった意味合いがあります。
それ以外にも、猫はザラザラの舌で被毛を舐めることで、毛並みを整えたり体についたニオイやゴミを取り除いているのだそう。
毎日念入りにお手入れをすることで体が清潔に保たれるので、室内飼いの猫であれば基本的にシャンプーは必要ありません。
4.留守番が得意
猫はもともと群れを作らず単独で行動する習性があります。
そのため、飼い主さんが不在のときでも、1人で留守番ができる猫が多いです。
もちろん個体差にもよりますが、2日程度であれば猫が1人で留守番できると言われています。
猫を留守番させる際は、ごはんや水、トイレの準備を万全に整えるようにしましょう。
万が一3日以上家を留守にする場合は、猫だけの留守番は心配ですので、知人やペットシッターにお世話をお願いしたり、ペットホテルに預けることを検討してくださいね。
長期間猫を1人で留守番させるのは、思わぬ事故や体調不良など、さまざまな危険が伴いますので注意しましょう。
猫との暮らしで気を付けること
自由気ままなイメージの強い猫ですが、実は警戒心が強く臆病で繊細な性格の子が多いです。
人間にとっては何ともないことでも、猫には大きなストレスになることもたくさんあります。
そのストレスが原因となり食事や水分を取れなくなったり、体調不良を起こしてしまう場合も少なくありません。
猫の健康を守るためにも、適切な食事や運動、ストレスを極力感じさせないための環境作りが何より重要です。
また、猫は犬と比べるとしつけが難しい動物でもありますので、イタズラを注意する際も、飼い主さんの根気が必要になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、猫が飼いやすいと言われる理由や、一緒に暮らす際に気を付けるべきポイントについてお話しいたしました。
たしかに、ほかのペットと比べると猫は「飼いやすい」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実際に猫と暮らしてみると、ラクなことだけではなく、大変なこともたくさんあります。
愛情を込めて猫と向き合うことで、より多くの楽しさや幸せを感じることができるのではないでしょうか。
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