猫用品、新年にあわせて点検しよう 買い替えを検討すべきポイントをアイテム別に紹介
猫トイレ
子猫を迎えたばかりの頃の子猫用の猫トイレでは、生後6ヵ月をすぎると体が大きくなり使いづらくなってきます。その頃には成猫用のサイズの猫トイレに買い替えてあげましょう。
また、一般的な猫トイレでは小さくて使いづらいと感じている猫もいます。猫トイレの中でくるくると回ることができない、砂をかけるスペースが足りない、猫トイレの外に出て砂をかいているときはトイレが狭いときの仕草です。
さらに、猫トイレは、猫が使っているうちに傷がついてしまいます。細かな傷が増えると、そこに猫の排泄物や細かくなった猫砂、雑菌が入り込み、においの原因となります。においが取れなくなったときや、数年に1回など定期的に買い替えて清潔に使えるようにしましょう。
他にも、猫が高齢になり足腰が弱くなると、トイレの縁を超えられなくなることがあります。スロープを付けたり、トイレの入口の縁が低くなっているトイレに買い替えたりして使いやすくしてあげましょう。
キャットタワー
買ったときは頑強に見えていたキャットタワーも、長年使っていれば、猫が飛び乗った瞬間に経年劣化で折れたり倒れたりする可能性があります。
キャットタワーの耐久性にもよりますが、多頭飼育で追いかけっこをすると、かなり強い力が加わり折れてしまうことがあります。
また、素材によっては、剥がれた布や爪とぎの麻紐を猫が誤飲したりしてしまうおそれがあります。
爪とぎ器
爪とぎ器は、爪が引っかからなくなると爪とぎができません。猫が爪とぎ器を使っているけれど、爪を見ると古い爪が剥がれていないようなときは、その爪とぎ器が寿命を迎えているかもしれません。
爪とぎ部分が明らかにすり減っているなど、見るからにボロボロになったら買い替えましょう。
また、猫がその爪とぎ器を使う時間が短くなった、爪とぎをしなくなったときも買い替えのタイミングです。
おもちゃ
猫のおもちゃは、部品が取れるなど、一部でも壊れたら新しいものに買い替えましょう。壊れた部分があると、遊んでいるうちに猫が誤飲してしまう危険があります。
また、同じおもちゃでばかり遊んでいると、猫は飽きてしまいます。いろいろな種類のおもちゃを用意して、ローテーションで飽きないようにあそびましょう。
猫ベッド
猫ベッドは、汚れたまま使い続けるとダニの温床となる可能性があります。洗えない猫ベッドは、傷んだら早めに買い替えた方が安心です。
なお、猫のお気に入りの場所は季節ごと変化しますが、お気に入りの場所に置いてあるはずなのにその猫ベッドを使わなくなった場合は、ベッドがぺちゃんこになったなど、寝心地が悪いと感じているのかもしれません。
まとめ
猫が気に入って使っている「猫用品」も、必ず買い替えが必要なタイミングがやってきます。
猫が安心してケガをせずに使えるように、定期的に点検をおこない、適切な時期に買い替えるようにしましょう。
一度に買い換えが必要になって予算を圧迫しないように、前回の買い替え時期を記録しておくなど、上手に活用できるようにしておきたいですね。
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