NO PET NO LIFEなワタクシ。はっきり言って、「子供と暮らす老後」よりも「犬や猫と暮らす老後」の方がかなり具体的なイメージが湧きます。



しかしどんなに可愛がっても飼い主の介護をしてはくれないペット達。平均寿命が15年あまりのペットの老後は全て飼い主の負担です。



週刊東洋経済がアンケートを取ったところ、ペットの飼い主921人のうち、



「ペットの老後に不安がある」



と答えた飼い主は747人。81.1%が不安を抱いているようですね。自分の老後も心配ですが、それよりも先に来るのがペットの老後、介護問題。



ペットを飼っている人達はどんな対策を立てているのでしょうか。



 

☆ペット保険は入るべきかも?








リアルな猫暮らしからアンケートを集計した「みんなの猫式生活」(誠文堂新光社)によると、動物病院へ行くペースは、「年に1回」が39%、「必要があるときに随時」が43%となっています。

予防接種を毎年打っている飼い主は66%ですから、猫の健康管理に気をつけている飼い主さんはおよそ半数以上といえますよね。



そして動物病院での通院、入院、手術の費用を補償してくれるペット保険。しかし入っていない飼い主は94%。ほとんどの飼い主さんは入っていません。



その理由ですが、まずペット保険は殆どが契約期間が1年という掛け捨ての保険だということかも。治療費への補償の割合も50%、70%というものが主流です。



しかし犬に比べると猫の年間保険料は割安。アイペット損害保険(うちの子)支払い割合70%の基本保険料(うちの子)の場合、12歳11ヶ月までのペットが加入可能、年間補償の上限は122.4万円と業界最高額です。年間保険料は猫が5歳の場合は40,070円、10歳でも72,910円となっています。



 

☆みんなの「猫の家計簿」とは








猫と暮らすのにかかるお金。あなたは毎月どれくらいか把握していますか?「衣食住」で考えてみると、猫には「食」の部分が主流。それほど負担は少ないと、かかる費用はあまり意識していないのではないでしょうか。



猫の食費、どのくらいかかっていうかというと、3,000円未満の人が27%。そして5,000円から8,000円と言う方も27%。他に雑費、ネコ砂などを入れても半数が1万円未満です。



しかしそれぐらいなら…。と安心してはいけません。ネコは1年に4歳年を取る動物。あっというまにシニア猫になってしまいます。



猫の医療費は高額です。ある動物病院の例ですが、交通事故で診療、入院した費用は14万円でした。



猫に多い尿路結石の手術費は10万円、猫風邪を引いた子猫を保護して治療費、避妊手術をさせた時は4万円、夜間の救急は5~6万円となっています。





いかがですか。猫の家計簿、食費だけと思っていると後から後悔するかも。毎月の「猫預金」を積み立てておくか、やはりペット保険に加入しておくと安心かも知れませんね。
情報提供元: 猫壱
記事名:「 ペットの老後に不安がある飼い主81.1% 「猫の家計簿」つけていますか?