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体には20回ほどBB弾で撃たれた跡があり、ひどい出血状態だったそうです。
後々わかったことですが、この子犬は誰かによって捨てられたようでした。
動物病院に運ばれたあと検査が行われ、まだ体内に18発ものBB弾が残留していることがわかりました。
まだ生後6週間だったこともあり、麻酔をかけて摘出手術を行うにはリスクが高すぎます。不幸中の幸いで、体内に残ったBB弾は内臓などには達しておらず、取り除かずに治療する方向になりました。
点滴と鎮痛剤の投与から治療は始まりました。名前はブロディと命名。
診断した医師が「これまで診てきた動物の虐待の中で最悪な例のひとつ」とまで言われる状態ながら、必死に回復に努めるブロディ。強く、素晴らしい子犬です。
新たな人生を歩み始めたブロディ