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トイプードルがかかりやすい関節の病気として、膝蓋骨脱臼とレッグ・ペルテス病があります。
膝蓋骨とは、膝のお皿の骨のことで、正常では太ももの骨である大腿骨の溝の上に乗っていますが、トイプードルはこの膝蓋骨が内側や外側にずれた状態になりやすい犬種です。
膝蓋骨脱臼にはグレードが4段階あり、グレードが低いうちは日常生活に支障なく過ごせますが、次第にグレードが高くなると、手術で膝蓋骨を固定する治療が必要になってきます。膝蓋骨脱臼の治療費の目安は、15万円〜30万円となっています。
また、レッグ・ペルテス病というのは、別名を「大腿骨頭壊死症」とも言い、成長期(4ヶ月〜12ヶ月)のトイプードルに見られる病気です。レッグ・ペルテス病とは、股関節を形成している大腿骨の頭の部分への血液の供給が不足して、その部分が壊死してしまう病気です。
こちらも進行してくると手術による治療が必要となってきます。手術では、大腿骨の壊死した部分を取り除く治療が行われます。治療費の目安は8万円〜25万円となっています。