ディスクドッグとは

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ディスクドッグとは人間が投げたフライングディスク(フリスビー)を犬が追いかけ、キャッチしたポイントの合計点で順位を決めるアメリカが発祥のドックスポーツです。

投げ方も大事ですが、何よりディスクをキャッチする事が基本となるので、飼い主も犬も、まずはディスクに慣れていく事から始めます。

ディスクドッグの始め方

いきなりプラスチック製のディスクを使用しても、ディスクを投げるのも難しければ、犬もどうキャッチしていいかわかりません。

まずはディスクに興味を持つ練習をします。布ディスクが市販しておりますので、それを使用してディスクドッグの練習を行います。

布ディスクは、簡単に投げることが出来ますし、ディスクのスピードも遅いため犬もキャッチしやすいです。それでまずディスクというおもちゃに興味を持ってもらいます。これがまずディスクドッグの最初に行う教え方です。

教え方としては、まずディスクに興味を持たせるため、噛みちぎられないよう注意しながら、ディスクにフードやおやつをのせて与えます。

犬がディスクを特別な物と認識したら、次にディスクをくわえる事を覚えさせる訓練として、犬がディスクをくわえたら「キャッチ」などのコマンドを発して褒めるようにします。

そうして犬がコマンドでディスクをくわえる事を覚えたら、「ドロップ」などのコマンドで離すことを訓練します。まずはこの「くわえる」「離す」が教え方の基本となります。

ディスクドッグに必要な「ターン」の教え方

次に行う練習として、ディスクドッグに欠かせない「ターン」の教え方です。ターンとは、ターンと犬にコマンド(命令)をすると、犬が人の後ろを一周回ってディスクをキャッチするために前に走っていく助走のことです。

これはディスクドッグの練習として、初歩的ですが一番大事なことでもありますので、忍耐強く練習するようにしましょう。

ターンの教え方として、まずはボール等、遠くに飛ばすことが出来るおもちゃを用意します。

そして、犬におもちゃを見せ、「ターン!」とコマンドをします。そしてすぐボールを自分の後ろに前を向いたまま投げましょう。

ターンを言うと、ボールが後ろに飛んでいくことを犬が覚えたら、徐々に真後ろではなく、斜め後ろの左側に投げるようにしましょう。

そして最終的にはターンと言うと犬は人の右側を通って斜め左後ろに走るようになります。そこで、犬が斜め後ろに走っていこうとしたら、すかさずボールを前に投げましょう。そうすると、犬はボールを追って前に走ります。

これを繰り返すことで、ターンのコマンドを言うと、人の右側を通り、前に駆け出すようになります。これはディスクドッグをする上での重要な練習になりますので、この教え方は覚えておくようにしましょう。

ディスクをキャッチする練習

さて、次は本題であるディスクをキャッチする教え方をご説明いたします。先ほどの布ディスクを使用します。

ターンのコマンドで犬が前に走り出そうとするのと同時に、布ディスクを縦にして転がします。犬はそれを走りながらくわえようとしますので、うまくくわえることが出来たら思い切り褒めてあげましょう。

この際、「呼び」の練習も同時にしてしまいましょう。褒めながら後ろに思い切り走ると、犬は本能的に人についてきます。そこで名前を呼びながら犬を呼びましょう。

きちんと手元までディスクを持ったまま来ることが出来たら、褒めながら一緒にディスクの引っ張り合いをして遊んであげましょう。

犬に自信をつけさせるために、一度引っ張り合いで負けてあげると良いでしょう。ただ、頑固な性格の犬については、絶対に引っ張り合いに負けないようにしたほうが良さそうです。

慣れてきたらプラスチック製ディスクで!

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布ディスクを使用し、問題なくディスクをくわえることが出来たら、とうとうプラスチック製のディスクを使用しましょう。

ただ、プラスチック製のディスクは、投げるのも難しいため、事前に飼い主さんだけで投げる練習をしておきましょう。

投げ方のコツとしては、ディスクを若干縦にし、ディスクの回転を気にしながら投げると良いでしょう。

プラスチック製のディスクを使用する際も、最初のうちは地面を縦に転がして練習をしましょう。これを繰り返していくうちに、犬はディスクドッグとして目覚め、空中キャッチ等も勝手にするようになります。

ディスクドッグの教え方としては、以上になります。

なおディスクには様々なメーカーの物がありますが、中央が空洞なディスクなどは犬に当たると危険だとして大会では使用不可の物もあります。

また練習場所については人に当たる危険性にも十分配慮し、安全に気をつけて行ってください。

ディスクドッグはどんな犬種でも出来る!

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ディスクドッグに興味を持っていただいても、自分の愛犬に出来るのかどうか不安な人も多くいると思います。

教え方はわかっても、いまいちイメージが出来ない人は、一度インターネットで検索をして、最寄の場所でディスクドッグの大会が開催されてないか調べてみてください。

一度ディスクドッグを間近で見てみると、教え方のイメージのつき、さらにボーダーコリーのようなスポーティングドッグから、ミックス犬、柴犬まで様々な犬種が出場していることがわかると思います。

一般的にディスクドッグに向いている犬種と言われているのは、大型犬ならラブラドールレトリバーやゴールデンレトリバーなどのレトリバー系、中型犬なら前述のボーダーコリーやシェットランドシープドッグ、小型犬ならトイプードルやジャックラッセルテリアなどです。

パグなどディスクをくわえにくい短頭種はやや不向きだとされています。

またディスクを拾うために全力疾走したり、高くジャンプをするので、持病のある犬や腰に負担のかかりやすい犬種は気をつける必要があるでしょう。

なお飼い犬とディスクドックをするための特別な育て方はありませんが、「待て」などの基本的なしつけは当然に必要であり、可能であれば子犬の頃からおもちゃのフリスビーなどで遊んでおくと、将来の訓練がやりやすくなるでしょう。

同時に外に連れ出す機会を増やして他人や他の犬に慣れておく育て方をすると、大会に参加した時に興奮したり怖がったりせず、落ちついて競技できる犬になるでしょう。

情報提供元: mofmo
記事名:「 ディスクドッグを始めよう!犬への教え方や練習方法について解説。