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ここから枝分かれして色々な種類があり、24から29の種類があるといわれています。その中には、私たちには馴染みがないものの世界で活躍している種類も幾つかあります。それぞれ似ている特徴もあれば、全く違う特徴もあるので注目してみてください。
では、シェパードの種類のうちの幾つかをその特徴と共にご紹介していきましょう。
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最もメジャーなシェパードの種類の一つで、日本でも警察犬として活躍しています。昔のドイツで軍用犬として使用するために品種改良が重ねられたため、優れた運動能力と知能を持っています。人との関係を築くのも得意としているので、とても扱いやすい種類です。
大きさは、体高が55cmから64cm、体重が22kgから40kgなので比較的大きな中型犬になります。被毛はダブルコートで毛色の幾つか種類がありますが、通常は単色か一箇所にマーキングが入っているものが多いようです。
性格は飼い主さんにとても忠節ですが、その忠節心から分離不安を抱えることもあるので注意が必要です。
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名前の通り、先ほど触れたジャーマンシェパードの基礎犬となった犬種です。残念ながら今では数が減ってしまい、絶滅危惧犬種に指定されています。ドイツオリジナルの牧畜犬とされており、ジャーマンシェパードと区別するためにオールドジャーマンシェパードと呼ばれているようです。
大きさはジャーマンシェパードとほぼ同じで、体高が55cmから65cmで体重が22kgから40kgほどです。見た目はジャーマンシェパードよりバラエティに富んでいます。それは、外見より牧畜犬の能力を重視してブリーディングを行ってきたからです。被毛は長毛のことが多く、カラーバリエーションも豊富なものが見受けられます。
性格はやはり優秀な牧畜犬だったこともあり、飼い主さんにとても忠誠心が強いです。反対に、知らない人への警戒心がとても強いのが特徴となっています。
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真っ白な毛が特徴のシェパードです。ドイツでは、白いジャーマンシェパードはミスカラーといわれていました。これを逆手にとり、白いシェパードのみを繁殖させ、スイスにてこの犬種が認められたのです。何度かの改良を重ねて腰の弱さを克服し、より穏やかな性格のシェパードになりました。
大きさは体高が55cmから66cmで、体重が25kgから40kgほどといわれています。被毛はダブルコートで、名前の通り真っ白です。
性格は責任感が強く、作業犬としての高い能力を持っています。とても賢いので、しっかりしつけることでその能力を十分に発揮することができるでしょう。運動能力も優れているので、ドックスポーツを一緒に楽しむことが出来ます。ジャーマンシェパードに比べると温和な性格なので、ペット向きで多頭飼いにも適しています。
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アメリカが原産国のシェパードです。ヨーロッパのシェパードの原種と、ボーダーコリーなどの牧羊犬を自然交配して生まれた犬種といわれています。
身体的特徴は牧羊犬の特徴が強く、コリーのような容姿をしています。それゆえに足が短く、たれ耳なのが特徴です。大きさは体重が16kgから32kgで、中型犬に分類されます。
性格は比較的穏やかで、知能も高くしつけをしやすい犬種といえるでしょう。活発で好奇心がとても旺盛という特徴があり、かなりの量の運動を必要とします。個体によっては臆病な場合もあるので、接し方に気をつけてあげる必要があるかもしれません。
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オランダが原産のシェパードで毛色に特徴があります。古くからオランダで活躍してきた牧畜犬を犬種として固定し、ドイツやベルギーの牧羊犬と区別する目的があったといわれています。
大きさは体高が57cmから62cmで、やはり中型犬に分類されます。被毛はラフヘア、ショートヘアード、ロングヘアードの3種類があり、毛色はブリンドルが特徴的です。
性格は頭が良く、飼い主さんに忠実なので飼いやすい犬です。でも、頑固な一面があるので、しつけの仕方によっては難しい犬になってしまうかもしれません。
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ベルギー生まれの大型犬の牧羊犬です。元は能力重視で繁殖されたので、見た目の特徴の統一があまりありませんでした。今では、保存活動の成果もあり、以下の4つのタイプに確立されています。
・グローネンダル
・タービュレン
・マリノア
・ラケノア
すべてのタイプにおいて飼い主さんや家畜を守る本能が備わっており、忠誠心に優れています。警戒心も強く知能も高いので、番犬として活躍すること間違いなしです。
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スロベニアのカルスト地方原産の犬種です。防衛本能と警戒心が強いのが特徴で、家畜をオオカミなどの外敵から守る役割を昔から担ってきました。現在では、スロベニアの天然記念物に指定されています。
大きさは体高60cm前後、体重40kg前後の大型犬に分類されます。被毛はダブルコートで、寒さに強い犬種です。毛色はウルフやブロンズがあります。
真面目で忠実な性格を持つ一方で、縄張り意識と防衛本能が強いため攻撃的な一面があります。飼育するには一貫性のある訓練をする必要があり、一般家庭で飼育するのは少し難しい犬種かもしれません。