黄色いリボンをつけた犬が目印!イエロードッグプロジェクトについて詳しく紹介
はじめに
みなさんは「イエロードッグプロジェクト(The Yellow Dog Projec)」もしくは、「イエローリボン」のことをご存知ですか?すでに聞いでプロジェクトに参加している方もいれば、初めて耳にした方もいることでしょう。
近年、注目を集めているイエロードッグプロジェクトは、まだ日本では認知度が低いですが、すでに海外では当たり前のように活動が行われています。このプロジェクトの目印は、リードや首輪など黄色いリボンを付けた犬たちです。
この記事では、イエロードッグとはどのような犬のことなのか、プロジェクトにはどんな目的があるのかについて詳しく解説していきます。
イエロードッグプロジェクトとは?
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イエロードッグとは、黄色いリボンなどの目印が付いた犬のことです。この黄色の目印には、”他の人や犬は近づかないで!”という意味があります。
このイエロープロジェクトは、オーストラリアのドッグクラブで、他の人や犬に強い興味を示したり、怯えてしまう犬の目印として使われていたことをヒントとし、”ワンちゃんに近づいてほしくない時のための目印が必要だ!”として、スウェーデンの心理学者やドッグトレーナーたちのグループが一緒になり、2012年6月にスウェーデンで運動がスタートしました。
その後、すぐに賛同が集まり、現在ではスウェーデンをはじめとし、アメリカ、オーストラリア、カナダ、オーストリア、ブラジル、ブルガリア、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、日本、メキシコ、ニュージーランド、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、南アフリカ、スペイン、トルコ、イギリスなど世界中で活動が広がっています。
イエロープロジェクトの公式ホームページでは、各国のチラシやポスターがそれぞれの国の言葉のバージョンで用意されています。
この運動の内容は非常にシンプルで、「黄色のリボンや黄色いものをつけているワンちゃんには近づかないで、そっと見守る」、「色々な事情があってこの子は今、人や犬に近づいてほしくありません。そっとしておいてください」などの意味が、黄色のリボンに込められています。
時間の経過と共に、ここ日本でも徐々にイエロープロジェクトが浸透してきており、黄色いバンダナやリボンをつけているワンちゃんを見かけることも多くなっています。
犬にイエローリボンが必要な理由とは?
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イエロードッグは、”近づかないでほしい”、”そっとしておいてね”という意味が込められているリボンですが、必ずしも犬が攻撃的という意味ではありません。
犬は人懐っこい性格をしている上、身近なペットとして近い存在なので、不用意に知らない人が声をかけたり、触ったりしてしまうことがあります。
しかし、犬にもさまざまな事情や個性があることは事実です。犬の中には、適切な距離を置いてほしいと思っている子もいますが、それを自分で人間に伝えることはできません。
そこで、イエローリボンを付けることで、犬と人間の双方を守り、ストレスなく過ごせることを目的としています。
では、具体的にどのようなタイプの犬にイエローリボンが必要なのでしょうか?
健康上の理由を抱えている犬
身体のどこかが不自由な犬や手術後の回復期の犬など、健康上の理由を抱えているゆえにそっとしてもらいたい!と思っている犬がいます。
イエローリボンを付けているなら、他の犬や人が近づいてくることを予防できるので、ケガをしたり体調が悪化することの予防につながるでしょう。
トレーニング中の犬
トレーニング中の犬は、人間と仕事を一緒にしたり、人間のために働くための訓練をしています。トレーニング中に知らない人や犬が近づくなら、気がそれてしまい、集中力が欠けてしまい、せっかくのトレーニングを台無しにしてしまいます。
トレーニングが必要な犬の仕事には、警察犬、災害救助犬、麻薬探知犬、盲導犬、聴導犬、介助犬などが代表的なものとして挙げられます。
社会復帰の訓練中の犬
犬の中には、社会化が十分でなかったり、虐待を受けた過去などがトラウマとなっているなどの理由で、人間社会に馴染む訓練中の犬もいます。
このタイプの犬の場合、他の人や犬との接触に慣れていないので、不用意に声をかけたり触ったりすることは、大きなストレスとなります。
他の人や犬が怖くて攻撃的になってしまう犬
他の人や犬を見ると強く反応してしまい、攻撃的になってしまう犬もいます。
好奇心旺盛な気質の子に多く、近づいてきた人や犬に飛びついてしまったり、興奮してしまうことがあるので、イエローリボンを付けてトラブルを回避することを目的としています。
また、臆病な性格の子や過去に見知らぬ人から何かをされたために強い恐怖心またはトラウマを抱えている子などは、パニック状態になってしまう危険性もあるので、イエローリボンを見て距離をもってもらえることは非常にありがたいことと言えるでしょう。
イエロードッグプロジェクトを応援しよう!
イエロードッグプロジェクトに参加している人は、黄色いリボンやバンダナなどすぐに分かる何かを身につけています。
イエローリボンをつけているワンちゃんを見かけたなら、近づいたり、触ろうとしないでください。遠くから距離をもって、そっとしてあげることが必要です。この行動が、イエロードッグプロジェクトを最大限に応援していることになります。
また、もし犬を飼育しているなら、イエローリボンやバンダナなど何か目立つ黄色のものをリードに付けて、より多くの人にこの運動を知ってもらうきっかけを作ることができるかもしれません。
さらにツイッターやインスタグラム、ブログなどのSNSを通して、イエロードッグプロジェクトについて触れるなら、大きな発展につながることでしょう。
一人ひとりの積極的な運動は、プロジェクトの成功につながり、多くのワンちゃんと人を救うことができます。まずは自分にできることから行っていきましょう。