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日本にいるシーズーの毛色の中で、最も一般的な色がゴールド&ホワイトです。ゴールドと言っても茶色のようなカラーをしており、個体によって明るさや色の濃淡が異なっています。
レッド系に近いゴールドもあれば、オレンジ系やマホガニー系などさまざまです。基本的にはホワイトをベースとしゴールドが混じっていますが、稀にゴールドがベースでホワイトが混じっている個体もいます。
2.ブラック&ホワイト
ブラック&ホワイトはゴールド&ホワイト同様、人気のあるカラーです。その名前の通り、ブラックとホワイトの2色の被毛で覆われています。ホワイトベースにブラックが入るか、ホワイトとブラックが半々にでるのが一般的です。
3.マホガニー&ホワイト
マホガニー&ホワイトは、ゴールド&ホワイトよりも若干濃い茶色をしており、赤褐色や栗のような深みのある色をしています。ホワイトベースにマホガニーが入るのが一般的です。
4.ブルー
ブルーと言っても鮮やかな青色ではなく、メタルのような暗いグレー色をブルーと呼びます。数多くある被毛カラーの中でも神秘的な印象を与える毛色です。
5.ブリンドル
ブリンドルとは、ブラックベースやゴールドベースにイエロー系のカラーが入った毛色のことです。ゴールド&ホワイトやブラック&ホワイトなどとは異なり黒が多く入っているので、落ち着いた印象を与えます。
6.ソリッド(単色)
ソリッドとは、毛色が1色のことです。ゴールドやホワイト、ブラック、シャンパンなどカラーのバリエーションに富んでいます。日本ではソリッドのシーズーはとても珍しく、レアな種類として知られています。
シーズーはどんな被毛の色をしてるとしても、どんどん伸びてくるので定期的なトリミングが必要です。ゴージャスなフルコートスタイルを好む飼い主さんもいますが、サマーカットなど短めのスタイルにするなら毎日のお手入れもラクに行えるでしょう。
1ヶ月に1回を目安に定期的にカットされることをおすすめします。また、目の周辺の被毛をリボンで結ぶキュートなスタイルも、毛が目に入らない予防になるのでおすすめです。
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シーズーは体長約20~30㎝前後の小型犬に分類されますが、体つきによって「アメリカ系」と「ヨーロッパ系」の2種類に分かれています。
日本では1964年にアメリカから岡山へシーズーが輸入され、日本でのシーズーの繁殖と改良が行われました。改良の際には多くのシーズーがアメリカから輸入されたため、日本のシーズーはアメリカのシーズーに似ています。そのため現在日本にいるシーズーのほとんどは、小柄で可愛らしい見た目をしている「アメリカ系」になります。
一方、ヨーロッパ系とは中国革命の頃に誕生したシーズーで、シーズーのルーツとも言われているペキニーズの血統を強く受け継いでいる、骨太でがっちりとした体格が特徴となっています。ヨーロッパのブリーダーたちがシーズーを輸出したがらなかったため、日本はアメリカから輸入しました。
もちろん個人でヨーロッパに出向き、シーズーの子犬を探して日本へ連れて帰ってくることも可能です。しかしその際には、現地から出国する際の検疫や、日本に到着したときの動物検疫の検査などさまざま手続きが必要となります。
ヨーロッパには珍しいカラーのシーズーがいます。気になる方はヨーロッパでお気に入りのシーズーを探してみることができるかもしれませんね。