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コリーの中でも日本で比較的人気があるのがボーダーコリーです。ジャパンケネルクラブによる2018年の犬種別犬籍登録頭数によるとボーダーコリーは第21位の2,657頭となっていて、ラフコリーはもちろん、シェルティーよりも人気があることがわかります。
ボーダーコリーはイングランドとスコットランド、イングランドとウェールズの国境地域が原産だったのでこの名前で呼ばれるようになりました。やはり牧羊犬として高い能力を発揮してきた犬種ですが、平均体高が46㎝~56㎝、平均体重が14㎏~22㎏と、他のコリーに比べると小柄なサイズなので日本でも人気があるのでしょう。
■スムースコリー
スムースコリーはその名の通り被毛がスムースタイプのコリーです。毛が短いだけでそれ以外はラフコリーに非常に似ています。しかし交配された犬種は違うので、ラフコリーとは違った性格や特徴を持っているとされています。平均体高は51㎝~61㎝、平均体重は18㎏~29㎏とラフコリーに比べると若干小さめだと言えます。
長い被毛に覆われていない分、たくましく引き締まった体つきを見ることができます。足が速くて遊ぶことや運動することが大好きな活発な犬種です。日本国内ではほとんど見ることのできない稀少な犬種です。
■アイリッシュコリー
アイリッシュコリーはアイルランド原産の歴史が古い犬種です。平均体高は56㎝~66㎝、平均体重は23㎝~34㎏で、ラフコリーと同じ大型犬ですが、頭が小さいのが特徴的です。また尻尾が短く、尻尾がない個体もいます。
筋肉質な体つきと長い足を十分にいかして早く走ることができます。飼い主に従順でしつけやすく、愛情深い性格です。
■ビアデッドコリー
ビアデッドコリーは「髭を生やした」という意味のコリーです。その名の通り髭が生えたような外見が特徴のスコットランド原産の犬種で、牧羊犬として活躍してきました。判断能力に優れていて、飼い主に従順な性格を持っています。
平均体高は51㎝~56㎝、平均体重は18㎏~27㎏で大きな体をしていますが、甘えん坊で子犬のような性格をしているとも言われています。見た目は髭があってユニークな風貌ですが、子犬っぽいというのは面白いですね。
ジャパンケネルクラブによる2018年の犬種別犬籍登録頭数によるとビアデッドコリーは第84位の36頭になっていました。
一般社団法人ジャパンケネルクラブ 2018年(1月〜12月)犬種別犬籍登録頭数