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■肥満
肥満状態の犬は喉の周辺に脂肪がつき、喉が狭くなっているためいびきをかきやすくなります。肥満が原因でいびきをかいていると思われるなら、食事や運動量を見直す、ダイエットをするなどの改善策をとりましょう。
■環境
たばこの煙やハウスダスト、花粉などの空気の汚れが原因で鼻の粘膜が傷つくと、犬の体は鼻水を出して粘膜を守ろうと働きます。そのため、いびきをかきやすくなります。空気清浄機などを使い、環境を見直してみましょう。
■病気
鼻炎など鼻や気管の疾患、腫瘍、心臓病などを患っている場合、いびきをかくことがあります。今までいびきをかいていなかったのに、突然大きないびきをかくようになった場合は病気のサインと思われます。
■犬種
短頭種の場合、特にいびきをかきやすい傾向にあります。それにはパグやブルドッグ、シーズーなどが挙げられます。先天的に”鼻腔狭搾症”という病気を持っている子も多く、大きないびきをかいている場合は鼻腔狭搾症が疑われます。
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犬は狭い場所で寝ることが好きな動物です。なぜなら犬の祖先は巣穴で寝るという習性があったため、今でもその習性が残されているからです。そのため明るくて広い場所よりも、巣穴のように暗くて狭い所に安心感を覚えるようです。
家の中でも壁の隅などに身体の一部をくっつけて寝ると、落ち着いて眠れると言われています。
睡眠中に尻尾だけがパタパタと動く光景もよく目にします。尻尾は犬にとって感情をあらわす重要な役割を果たしていますので、夢を見ていることが考えられます。
尻尾が思いっきり動いているのであれば、夢の中で美味しいごはんを食べていたり、飼い主さんと遊んでいたりなど、嬉しい出来事の夢を見ているのかもしれません。
今まで静かに寝ていたと思ったら、突然横になっている状態のまま凄いスピードで足を動かすことがあります。きっとどこか広い場所で思いっきり走っている夢を見ているのでしょう。
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愛犬が慢性的ないびきをかいていないから安心!とお考えの飼い主さんもいるかもしれませんが、いびき以外にも睡眠時の様子から病気が分かる場合があります。
もし愛犬が、寝ている時に激しい動きをするなら注意が必要です。特にその動きが慢性的なもので、長時間何度も繰り返しているなら、脳の病気が考えられます。
脳の病気かどうかは特別な検査をしないと判断することができませんので、少しでも気になる様子があるならそれを動画などに撮り、かかりつけの獣医師さんに見せてみましょう。
また、老犬でもないのに睡眠時間が必要以上に長い場合も、何かの病気を患っていることが考えられます。すぐに異変に気づくことができるよう日頃から愛犬をよく観察し、スキンシップをはかるようにしましょう。