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網戸によじ登るのをやめさせたいなら、猫が登る範囲の場所に両面テープを貼っておくことができます。猫は登ろうとすると、手にベタベタしたものがくっつくので嫌がります。
これを繰り返すことで、この場所は遊び場として気に入らないと猫がインプットしてくれる可能性があります。
両面テープを貼るだけで良く、わざわざ網戸を買い替えるわけではないのでコスト面でもかかりませんし、猫を傷付けることもありません。
ただしデメリットもあります。見た目がきれいではないということ、あまり貼り過ぎると風通しをよくするという網戸本来の役目を果たさなくなってしまうこと、ゴミや虫がくっついてしまうことなどです。
また、テープのベタベタをまったく気にせず網戸を破ろうとする猫ちゃんの場合には、この方法は効果が無いと言えるでしょう。
・ペットフェンスを置く
ペット用のフェンスやゲートを網戸の前に置いておくという方法です。窓の前にペットフェンスを置いておくことで、猫が網戸に近づけなくなるメリットがあります。
ただし、簡単にフェンスを飛び越える猫の場合はさらに別の対策が必要になるでしょう。
飼い主さんの中には、網戸脱走防止用のフェンスを使っている方もいます。ただしこの専用フェンスは、一つ1万円近くとお高めなので、全部の網戸に対策しようとなるとコストがかかります。
それで、ホームセンターや100均などでも売っている「ワイヤーネット」と「突っ張り棒」を使って脱走防止用のフェンスを作っている方も多いです。結束バンドで簡単に作ることができます。
このワイヤーネットを網戸の前に立てかけておいただけで、猫が網戸を開けることや破いて脱走することをしなくなった、という飼い主さんは結構多くいましたよ☆
・遊び場を増やす
網戸に登って遊んでいるようであれば、キャットタワーやキャットウォークなど、猫が上下に運動できるような遊びグッズを増やしてあげることで、網戸から猫の気を逸らすことができます。
アパート住まいなどで壁に穴を開けられないとか、スペースが狭いといった方でも、穴を開けずに設置できるキャットウォークなどもありますので、ぜひ試してみてください。
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・爪を切ってあげる
網戸をガリガリ引っ掛いたいたずらを繰り返す猫の場合、爪とぎの場所になっている可能性もあります。こまめに爪を切っておくだけで、いたずらの回数も減るかもしれません。
爪とぎがいたずらの理由でないとしても、爪が長いと網戸に引っかかって降りられなくなる場合もあります。(我が家の猫がそうでした)
爪が網戸に引っかかると、爪が割れるとか折れるなどして猫のケガにもつながりかねないので、やはり爪を切っておいてあげることは大切だと感じます。
また、爪とぎが気に入っていないことが網戸にいたずらをする理由かもしれないので、爪とぎの素材や種類をいくつか用意してあげて、そちらに興味を持ってもらうこともできます。
・引っかき防止用のスプレーを使う
猫が嫌いな柑橘や木酢、山葵などのにおいを配合して作られた、猫の引っかきいたずらを防止するスプレーがあります。
そうしたスプレーを網戸にかけておくことで、「網戸に近づくと嫌なことがある」と猫に学習させる方法もあります。