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ではそれぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
猫は自由気ままで独立的な動物として見られることが多いです。そのため留守番を長時間しても問題なく、特に寂しさを感じるようなところもないと思われるかもしれません。しかし実際けっこうな寂しがり屋です。「家を留守にしていて帰った瞬間に甘えがすごい」という家庭も多くあるでしょう。普段クールな感じの猫が喜びを爆発させるかのごとく動き回るのを見ると、猫もやはり寂しさを覚える動物なのだということが分かります。
猫が膝の上に乗ってくるのは、そのような寂しさを感じている時であると考えられます。飼い主不在の時の寂しさが、帰宅と同時に解放された時に勢いで飛び乗ってくるのです。警戒心が強い猫はこうした行動を取りません。飼い主を信頼していない場合もそうです。飼い主としてはいきなり来るので少しびっくりしますが、愛情をもって迎えてあげましょう。この点に関しては以下のようなコメントがありました。
うちの猫は元々抱っこやスキンシップが苦手です。1日に2~3回は抱きますが、通常は3分以上抱かせてくれません。なので個人的に抱っこは諦めていますが、それでも外出や作業中に部屋から閉め出した後はいつも以上に長く抱かれます。離れている時間こそ、猫と仲良くなる秘訣なのかも?です。出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11195913946
猫は暖かい所が大好きです。「猫はこたつで丸くなる」という有名なフレーズ通り、ストーブやこたつ、毛布の上など暖かそうな場所を見つけたがります。飼い主の膝の上はそうした場所の一つになっている可能性があります。冬の時期などは飼い主がひざ掛けを使っていることも多いでしょう。その上にいると体温と一緒に温まれるので猫にとっては快適な場所になります。朝方に布団の中にいる猫なども珍しくないでしょう。この点に関しては以下のようなコメントがありました。
寒くなると、ぬくもりを求めてやってはきますが、なんかメス猫は全然膝には乗りません、雄猫は、膝どころか顔にまで乗って来ます。出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10132964890
寒いから暖をとるために冬になるとのってきます。夏はのりません出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1053107305
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よく「犬は飼い主の気持ちを汲むことができる」と言われますが、猫にもそのような側面があります。猫は敏感な生き物で、飼い主の事を意外とよく見ているものです。飼い主が悲しみに暮れていたり疲れ切っている場合には猫がそれを察知しているような動きを見せることがあります。例えばこんな意見がありました。
昔々、私がまだ子供だった頃に猫を飼っていたんですけど、泣いてたりするとほっぺを舐めてくれたりして、ずっとそばにいてくれました。ご存知のように猫の舌ってざらざらしてて、「痛いよう、もう」とか言いながら泣き止んだりしてた事を覚えています。犬みたいにぐいぐい押してはきませんが、さりげなく寄り添ってくれるところがあるように感じます。出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14140814734
このように猫は人の気持ちに敏感であると考えられます。膝の上に乗ってくるのは飼い主の微妙な心の内を読んでいるからなのかもしれません。また自分自身がリラックスすることもできます。猫と飼い主が両方同時に癒されるなんて非常に素敵ですよね。
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飼い主の事を信頼していて大好きだと、飼い主のそばにいつまでもいたいと思うものです。そんな時に飼い主がパソコンやテレビに向かってじっとしていると、構ってほしくて膝の上にやってくると考えられます。よくパソコン作業をしている時にパソコンの前に陣取ることがありますが、あれは飼い主の気をひこうとしているサインと言われることがあります。同じように膝の上に乗ってくるのも「構ってほしい」アピールなのかもしれません。膝上は飼い主の顔を見やすい所でもあります。膝にのってきてしばらく顔を見ているような仕草をすることがありますが、やはり顔の近くは安心するのかもしれませんね。しかも撫でてもらいやすい位置です。猫にとっては心地よいことこの上ない場所に違いありません。ある調査では飼い主が猫に話しかけたり撫でたりするのをやめるとストレス指標が急に上がるという結果が出ていますが、この点を踏まえると膝上では猫が最もストレスを感じない場所の一つなのかもしれません。
猫が甘える時に見せる行動には様々なものがあります。すり寄ってきている喉をごろごろ鳴らしたり目をじっと見てきたりなどが代表例ですが、膝乗りもそのうちの一つととらえられるでしょう。 この点に関しては以下のようなコメントがありました。
お膝のときは思いっきり甘えている状態なんでしょうねさらに落ち着き始めると寝ちゃうんでしょう出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1484535494
親離れできていない証拠としてよく前足ふみふみ行動が指摘されることがあります。飼い主としてはこの行動はかわいいばかりだと思いますが、このふみふみ行動がしたくて膝の上を求めてくる可能性はあります。膝の上に毛布などを敷いている場合は特にもふもふした感触があるので、猫にとってはたまらないのかもしれません。猫は柔らかい所が大好きです。もみもみ行動をしている時はよく喉をごろごろ鳴らしていますが、母猫のそばにいると感じているのか安心しているのか、そのような時はいかにも幸せそうな雰囲気です。この点に関しては以下のようなコメントがありました。
ふみふみは本当の親か飼い主にしかしません。甘えたいやっと会えたそんな気持ちなんでしょうね。出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1380614933
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甘えと要求行動とは表裏一体のところがあります。人間の場合でも、誰かに何かしてほしい場合はよく甘えた仕草を見せますよね。同じように猫の甘え行動の後ろには要求が控えていることがあります。膝の上にのって何かをおねだりしていると考えられます。例えばご飯が欲しい、遊んでほしいと言っているのかもしれません。単純に甘えてきてる場合との見分けが難しそうですが、もし乗ってきてそのまますやすや寝ているようなら甘え、じーと顔を見てくるようならおねだりなのかもしれません。この点に関しては以下のようなコメントがありました。
私は猫の方から甘えて来たら触るくらいで後はよく遊んでやります。怒るときにはしっかり怒ります。出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10132964890
何か要求したり甘えにきた時は膝の上に来る時があります。
うちの猫も私の上に乗ってねてましたが(冬場だけ)、帰宅時のお出迎えはもちろんですが、何かあったときに訴えにくる(にゃーにゃー鳴きます)のも私のところに来てました。出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12102215512
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猫は縄張りを重視する動物です。その縄張りには空間だけでなく人も含まれます。飼い主も自分のものであるという意識が猫にはあると思われ、すり寄ってにおい付けしているのも「この人は自分のもの」とアピールしているからだと言われています。実際にそうなのかは分かりませんが、膝の上にのってくるのも所有権を主張しているからと言えるかもしれません。この点に関しては以下のようなコメントがありました。
ご主人様はあたしのものよ!と、独占欲むき出しのような気がします。可愛いですね出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12103699207