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・植物性ポリフェノール「リグナン
・不飽和脂肪酸「オレイン酸」
これらに加えて、「リノール酸」、「ビタミンA」、「ビタミンK」、「ビタミンB1」、「ビタミンB2」、「カルシウム」「マグネシウム」「ナトリウム」「カリウム」などが含まれています。
主に大豆などに多く含まれる成分ですが、コレステロールの吸収を防ぐ働きをしてくれます。
高い抗酸化力、女性ホルモン作用、脂質代謝改善作用などの働きがあるようです。この「リグナン」は排尿障害用の薬としても用いられているようです。
「オレイン酸」と「リノール酸」は身体と血液の健康に役立ってくれるでしょう。
たくさんの栄養が含まれているパンプキンシードですが、食べることでどのような効果を期待できるのでしょうか?いくつかの点をご紹介します。
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頻繁に続くようであれば、パンプキンシードを試してみても良いかもしれませんね。特に高齢になったワンちゃんはおしっこのトラブルを抱えやすいかもしれません。
また、メスのワンちゃんはオスのワンちゃんよりも尿漏れを起こしやすいようです。加えて避妊手術を受けることで、ホルモンバランスが崩れ尿漏れにかかりやすいかもしれません。
パンプキンシードに含まれる「リグナン」や植物ステロールには排尿障害や前立腺肥大緩和に効果があります。実際にドイツではパンプキンシードが排尿障害のための薬として利用されています。
この効果に加えてこれらの成分には女性ホルモンを整える効果があります。女性ホルモンの乱れによる尿漏れにも効果があるでしょう。もちろんワンちゃんの尿漏れは病気から来ている場合もありますので、病院で診察を受けることも同時におすすめします。
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パンプキンシードに含まれる抗酸化作用によって、ワンちゃんの若い身体を保つよう助けてくれるでしょう。抗酸化作用は生活習慣病の予防にも効果的だと言われています。
ワンちゃんたちも高齢になってくるとさまざまな病気にかかりやすくなりますが、日々の食事によってそれらを予防できるのであればとても助かりますね。
ビタミンEやビタミンAなどのビタミン類も効果を発揮してくれるでしょう。血流を促して肌を血色よくしたり、しわ予防や皮脂の過剰分泌なども避けたりできるかもしれません。
ワンちゃんたちにとって動脈硬化はとても怖い病気です。ワンちゃんたちにとって血流を改善し、血管を丈夫にしてくれる不飽和脂肪酸は頼もしい存在です。アンチエイジングの働きをも期待できるのです。
パンプキンシードにはカリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄分、亜鉛などの多くのミネラルが含まれています。そうしたミネラルをしっかりと補充することでワンちゃんの身体の機能を維持することが出来るでしょう。
ミネラルは疲労の回復や免疫力の効果にも役立ちますから、皆さんのワンちゃんがしっかりとミネラルを摂取できているか考えてあげるようにしましょう。
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栄養価が高く、様々な効果が期待できるパンプキンシードですが、これらを与えるうえで気を付けるべき点があるのでしょうか?特に注意したい2つの点をご紹介します。
パンプキンシードがいくら良いものであっても過剰に与えてはいけません。ワンちゃんがドッグフードなどで十分栄養を摂取している場合には与えないようにしましょう。
ミネラルはワンちゃんにとって大切ですが、過剰摂取は身体のさまざまな部分に悪影響を与えたり病気になったりすることがあります。
「リノール酸」はとても体に良いものですが、これも過剰摂取によって悪影響を与えます。アレルギーを発症したり、ガンの原因になってしまったりするからです。
サプリメントなどで与える場合はしっかりと用法用量を守るようにしましょう。
パンプキンシードをそのまま与え続けることは良いのでしょうか?
種をそのまま与えてしまうと消化できずに負担をかけてしまう可能性が高いです。南瓜の種子を出来るだけ細かく砕いて与えるようにしましょう。
パンプキンシードの商品には粉末状になったものや、パンプキンシードから油を抽出したパンプキンシードオイルなどがあります。ワンちゃんに定期的に与えることを考えているのであれば、そちらを選ぶようにしましょう。