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ワイヤーフォックステリアの被毛は、傷から体を守ることができ、荒れ地でも活躍していたようです。
そして、とても優秀なこの犬種がいたことで、イギリスでのキツネ狩りが盛んになった、とも言われています。
当初は、スムースのフォックステリアも、ワイヤーのフォックステリアも、同一種と見られていて、白い毛色を定着させることも目的として、異種交配も行われていました。
しかし、ドッグショーに登場するようになってからこの2種を区別するようになります。
ドッグショーに登場するようになったのは、19世紀の半ばで最初に登場したのは、スムースフォックステリアだったようです。
そしてその20年後くらいにワイヤーフォックステリアも登場することとなります。
そして、1900年代にはこの2種の異種交配が禁止されることとなり、1985年には犬種としてそれぞれ独立した形で、公認登録されることとなりました。
もともとは、スムースフォックステリアのほうが人気だったようですが、20世紀に入ってから、ワイヤーフォックステリアの人気が高まりました。
日本においても、一定数の愛犬家たちが常におり、スムースフォックステリアはほとんど見かけることはありませんが、ワイヤーフォックステリアには街でも会う機会があるでしょう。