砂漠をさまよう犬。数か月も同じ場所を離れなかったその理由に胸を打たれる

保護作戦第一日目：気温36℃

www.youtube.com

捜索エリアは想像以上に広く、あたりにはトウモロコシ畑が広がっており、それが捜索を難しくしていました。しかし諦めかけたその時、ハチカが姿を現しました。

こちらが何時間もの捜索ののち、やっとのことで姿を現した時のハチカの様子です。
その日は捜索を諦めて帰ろうとしていたのか、その時の様子は車の車内から撮影されています。

ハチカが向かった砂漠のその先には、一体何があるというのでしょうか。

www.youtube.com

なぜ砂漠へ向かうのか気になったレスキューチームはゆっくりとその場所へ近づきました。するとそこには亡くなって数か月経過しているであろう友の姿がありました。ハチカの友情は亡くなっても変わることは無かったのです。

なんという悲しい光景なのでしょう。
ハチカも亡くなった犬も、恐らく人気の少ないこの場所に飼い主によって捨てられてしまったのでしょう。
ここで思い浮かぶのが東日本大震災での光景です。

皆さんは覚えていますか？
ぐったりと横たわる仲間のそばを離れようとしなかった犬の姿を。

ハチカもきっとあの時の犬と同じように、動かなくなってしまった仲間を見捨てることができなかったのでしょう。

www.youtube.com

1時間の捜索ののち、この日はトウモロコシ畑の中に消えて行くハチカの姿しか目撃できませんでした。

とても見えにくいですが、遠くの方でトウモロコシ畑に向かうハチカの姿がかすかに確認できます。
これではとても捜索はできそうにありませんね。

しかし、これで諦めるレスキューチームではなかったのです。

情報提供元： mofmo