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猫が長生きして健康を保つために必要な栄養素が配合されています。
病気になりにくいとされる原材料を使用しています。
どの程度信頼できるフードなのか詳しく調べてみましょう。
Damien Richard/shutterstock.com
ホリスティックレセピーは、できるだけ自然食を猫に与えたいという理念に基づくキャットフードです。
キャットフード選びについては飼い主さんの頭を悩ませる情報が多くてお困りの方も多いですね。
合成添加物やアレルギーの原因となる食品や粗悪な主原料の使用など懸念される材料があふれています。
健康に有害な物質をキャットフードから除くという意味できちんと配慮されています。
「ホリスティックレセピー猫用7才」までは幼猫から7才までの猫に与えられるキャットフードです。
毛玉によるトラブル対策がきちんとなされたフードとなっています。
クランベリー配合で猫がかかりやすい尿路結石の予防にもなります。
Valeriy tsimbalyuk/shutterstock.com
ホリスティックレセピーは何よりも健康で長生きできるように栄養のバランスを重視しています。
原材料のリストをみても多種多様なので、偏らないように配慮されていますね。
原材料出典:http://hr-purpose.com/publics/index/29/
鶏肉、鶏肉粉、米、豆粉、鶏脂、乾燥卵製品、豆タンパク、ポテトタンパク、ツナミール、ナチュラルフレーバー、酵母エキス、ひまわり油、アルファルファミール、ビートパルプ、オーツ麦繊維、トマト粗、醸造酵母、亜麻仁、クランベリーパウダー、チコリエキス、ユッカフォーム抽出物、塩化カリウム、塩化ナトリウム、リン酸、DL-メチオニン、タウリン、アスコルビン酸、イノシトール、塩化コリン、ミネラル類(アミノ酸キレート化鉄、アミノ酸キレート化亜鉛、アミノ酸キレート化銅、アミノ酸キレート化マンガン、アミノ酸キレート化コバルト、鉄、亜鉛、炭酸カルシウム、銅、マンガン、セレン、ヨウ素、コバルト)、ビタミン類(A、D3、E、ナイアシン、パントテン酸、B1、B2、B6、葉酸、ビオチン、B12)、サッカロマイセス・セレビシエ、ラクトバチルス・アシドフィルス、エンテロコッカスフェシウム、アスペルギウス・ニガー、バチルス・サブチルス、酸化防止剤(ミックストコフェロール、クエン酸、ローズマリーエキス)
ビタミンやアミノ酸、ミネラル分がバランスよく配合されているのでいいですね。
タンパク源となる鶏肉をしているのも評価できます。
ひまわり油もいいですね。オメガ3脂肪酸を取り入れることができるからです。
猫の毛並みや地肌をよいコンディションにしてくれます。
ただ鶏肉粉、米、豆粉、ツナミールは猫の体にとって粗悪な原料とされています。
鶏肉を乾燥させてパウダー状にしたものなので、しばしば品質の低い鶏肉が使用されるからです。
米や豆粉は猫の消化に負担をかけます。
豆類でもひよこ豆なら消化にいいですが、大豆なら負担がかかります。
穀物アレルギーの個体には不向きといえます。
グレインフリーのキャットフードを探すようにしてください。
さらに気になる点はビートパルプの使用です。
確かにビートの食物繊維は猫にとって毛玉予防になります。
ビートパルプはビートの搾りかすを粉砕したものなので、栄養の抜け殻といっても過言ではありません。
消化不良を起こしたり、便秘の原因となってしまうことがあります。
多くの飼料ではかさ増し目的で使用されます。
また塩化カリウムや塩化ナトリウムが含まれている点も残念です。
猫が必要とする塩分はほんのわずかなので、敢えて添加する必要はないからです。
AAFCO(米国飼料検査官協会)が定めるタンパク質の最低基準では「30.0%以上」という条件を満たす必要があります。
「ホリスティックレセピー猫用7才」のキャットフードは条件をクリアしているでしょうか?
たんぱく質・・・・・・・32.0%以上 脂質・・・・・・・・・・・19.0%以上出典:http://hr-purpose.com/publics/index/29/
粗繊維・・・・・・・・・・5.0%以下 粗灰分・・・・・・・・・・8.0%以下
水分・・・・・・・・・・・10.0%以下 マグネシウム・・・・・・・・0.1%以下
カルシウム・・・・・・・1.0%以上 リン・・・・・・・・・・・・・0.8%以上
タウリン・・・・・・・・・・0.18以上
タンパク質が32.0%以上なのでAAFCOの条件を満たしていることになります。
猫が最も必要とするタンパク質を十分な量摂取できるのは評価できる点です。
AAFCOはフードに含まれる粗脂肪の最低基準も設けています。
粗脂肪は9.0%以上を満たすことが求められています。
猫は適量の資質を必要としていて、筋肉や脳の機能に不可欠です。
脂質は19.0%なので条件を満たしていますね。
ただし脂質が20%を超えると今度は肥満が心配されるので注意しましょう。
粗悪な材料を使用しているキャットフードは、着色料や着香料を使用することがあります。
着色料や香料を使用することで、品質を簡単にごまかすことができるからです。
猫は目で食餌を味わうというよりは、においで食餌を嗅ぎ分けます。
見栄えをよくするために添加される着色料などは意味をなしません。
人の見た目を狙った着色はキャットフードには不要なものです。
着香料は低品質の食餌ににおいをつけて猫の食いつきをよくする目的があります。
合成着色料や着香料は石油由来の人工的な物質ですから猫の健康にとって有害です。
「ホリスティックレセピー猫用7才」は着色料、着香料を使用していません。
「ホリスティックレセピー猫用7才」は合成酸化防止剤を使用していません。
合成酸化防止剤は猫にとって害のあるものです。
人工的に作り出された石油由来の酸化防止剤なので猫が口にするのは危険な物質です。
合成酸化防止剤の代わりにミックストコフェロール、クエン酸、ローズマリーエキスを使用しています。
天然成分に由来する酸化防止剤を使用しているので安全なキャットフードといえます。
石油由来の添加物が入っていないので、免疫力も維持することができます。