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今回はそんなグレートデンの歴史や特徴、性格などの基本的な知識と健康維持に欠かせないおすすめのドッグフードを紹介したいと思います。
グレートデンに関心のある方、現在グレートデンを飼っている方も是非参考にされてみてください。
グレートデンの起源についてははっきりわかっていませんが、古代エジプト、ギリシア、ローマの頃から原種は存在していたと考えられています。マスティフやアイリッシュウルフハウンドなどと交配され、現在の姿になっています。
元々はドイツで軍用犬や狩猟犬として活躍していました。特にイノシシ狩りにて活躍が目立っており、勇敢で強い犬として知られるようになりました。堂々とした美しい風貌から上流階級のシンボルとみられ、好んで飼育されるようになりました。神話に登場する太陽神アポロンにちなんで「犬の中のアポロ」とまで呼ばれるようになりました。
19世紀後半にはアメリカに持ち込まれ、住宅環境に余裕があるため大変人気が高まり、現在では原産国のドイツ以上に多くのグレートデンが飼育されています。
グレートデンの最大の特徴はその大きさです。背の高い犬として度々ギネスに登録されています。
グレートデンは体高が76~100センチ、体重が45~90キロと超大型犬になります。立ち上がった時は人間よりも大きくなり、まさに巨人となります。体長と体高はほぼ同じでバランスが整っています。筋肉質の体で力強さと上品さを兼ね備えています。大きな歩幅でゆっくり歩く姿は優雅そのものです。
ピン!と立った耳が印象的ですが、本来のグレートデンは垂れ耳で、ピンと立っているのは断耳によるものです。現在は断耳をしなくなっている国が多くなり、垂れ耳のグレートデンも多く見るようになってきました。
グレートデンの被毛は滑らかで光沢のある短毛種です。シングルコートですが毛周期が早く、からだも大きいため抜け毛が気になるかもしれません。定期的なブラッシングや身体をふいてあげることで抜け毛対策できるでしょう。
カラーはフォーン、ブリンドル、ブラック、ブルー、ハールクイン、マントの6色があります。
体が大きいことから怖そうに見えることのあるグレートデンはどのような性格をしているでしょうか?
見た目の怖さとは違い、グレートデンは優しく温和で友好的な性格をしています。家族以外の人間や動物に対しても優しく気を配ります。そんな性格から「やさしい巨人」とも呼ばれているほどです。
人が大好きで人懐っこく甘えん坊です。常に誰かといることを好むので長時間のお留守番は苦手かもしれません。
もともと猟犬として活躍していただけあって、飼い主に対しての服従心は強く、辛抱強くて攻撃的になることもありません。賢いのでしつけのもしやすい犬種です。体が大きい分子犬の頃から力があり、大人になるとますます力が強くなるので、コントロールできないと大変なことになりかねません。子犬の段階からしっかりしつける必要があります。
Roger costa morera/shutterstock.com
大きく優美な姿が特徴のグレートデンの魅力は何でしょうか?
一番の魅力はやはり人目を惹く容姿です。ギネスの常連である大きな風貌は注目を集めます。ゆったり歩く様は優雅で昔の上流階級のステータスになったというのも納得の姿です。
人とは違う犬が飼いたい、インパクトが欲しいという方にはおすすめの犬種です。
大きな姿で怖そうに見えますが、実の性格はとっても穏やかで優しく、人が大好きという見た目とのギャップが魅力です。小さな子供や他のペットに対しても優しく接するので、新たに家族に迎えることも問題ないでしょう。攻撃的になったり暴れて周りに迷惑をかけるといったこともありません。
狩猟犬として活躍してきただけあり、勇敢な行動力も持っています。
グレートデンは飼い主に対する忠誠心も強く賢く学習能力もあるので、比較的しつけのしやすい犬種と言われています。
ただし体が大きいのでしっかりコントロールできるように子犬の頃からしつけが必要になります。主従関係を築くようにしましょう。子どもの頃にしつけをしっかりしておくことで大人になってからわがままにならず、言うことをよく聞く穏やかなグレートデンへと成長します。