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最近、ワンちゃんの間でも良く見られるようになってきた食物アレルギー。
一旦、ある食物にアレルギーを持ってしまうと一生その食物は食べることができません、そのため小さい頃からアレルギーに配慮されたフードを選んであげたいと思っている愛犬家の方は多いです。
その点、この「モッピープロ」はアレルギーを起こしにくいと言われている、ラムとライスを原材料として主に使用しています。
・ワンちゃんが喜んで食べるように考慮
愛犬家にとって気になることの一つに、ワンちゃんが喜んで食べてくれるか、つまり食いつきが良いかがあります。また、進んで食べてくれてるように見えても急に食べなくなってしまったりと言うこともあります。
その為、「嗜好性の良い」ドッグフードを選びたいと思います。
「モッピープロ」には椰子科植物の実である「コプラミール」が配合されておりこの食物は嗜好性が高いとされています。
・被毛にも配慮した栄養素を配合
ワンちゃんの毛並みそして光沢を良くし保つのに良いとされている栄養素を配合しています。例えば、ひまわり油、キレート化亜鉛、パントテン酸(ビタミンB群)、ピリドキシン(ビタミンB6)、ビオチン(ビタミンH)などです。
・天然酸化防止剤を使用
安価なペットフードにはエトキシキン、BHA、BHTと言った酸化防止剤が入っている場合がありこれはワンちゃんの身体に良くありません。
できるだけ天然成分のものを使用したいですが、「モッピープロ」は天然由来のものを配合しており、ケミン社保証付きの酸化防止剤「Naturox」(天然由来ローズマリー、トコフェロール抽出物)が使われています。※ケミン社(本社:米国、支社:豪州)は、天然物製品の製造会社で、海外の多くで信頼されている企業です。
・フンの臭い、口臭を軽減
「モッピープロ」にはユッカと言うハーブが配合されています。
このハーブの香りで、排便時の臭いを軽減できるようになります。また、それだけでなくワンちゃんの口臭も改善できます。
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「モッピープロ」がワンちゃんの年齢やダイエット中かなど気になる点に合わせて選べるようになっています。
また、粒も大粒と小粒と用意されているのもかなり嬉しいポイントです。
粒が大きいドッグフードだとチワワなど小型犬は非常に食べづらいと言う口コミが良くみられるので助かりますね。
そして「モッピープロ」の最大の良さはその値段です。販売サイトなどを見てみると1.2kgで1300円程度、15kgで6500円ほどで比較的安価です。
これは、もともとブリーダー向けだったことが関係しているようです。
日本の環境に合わせて作られている点や、高い品質管理がなされていることを考えるとコストパフォーマンスは素晴らしいと思います。
手軽にお試しできるのはとても嬉しいですね。
では、ラインナップを見ていきたいと思います。
幼犬の成長をしっかりサポート
対象:活動犬、妊娠授乳時期の母犬、幼犬
サイズ:1.2kg、2.5kg、7.5kg、15kg
粒:小粒(直径約8.5㎜以下、厚さ約3.0~4.0㎜)
大粒(直径約16㎜以下、厚さ約3.5~5.5㎜)
原材料:小麦粉、家禽(チキン・ターキー等)、動物性油脂、コブラミール、米、ラム、コーングルテンミール、菜種油、ひまわり油、魚油、亜麻仁油、 ユッカフォーム抽出物、家禽ダイジェスト、酸化防止剤[トコフェロール、ローズマリー抽出物] 、ビタミン類[レチノール(A)、コレカルシフェロール(D3)、(E)、(K)、チアミン(B1)、 リボフラビン(B2)、ナイアシン(B3)、パントテン酸(B群)、ピリドキシン(B6)、(B12)、葉酸]、 ミネラル類[銅、鉄、マンガン、亜鉛、ヨウ素、セレン、カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、マグネシウム]
成分値:タンパク質26%以上、脂質15%以上、灰分7%以下、水分8%以下 、粗繊維3.5%以下
カロリー:360Kcal
成犬に必要なタンパク質や栄養素をたっぷり配合
対象:1歳以上の成犬
サイズ:1.2kg、2.5kg、7.5kg、15kg
粒:小粒(直径約8.5㎜以下、厚さ約3.0~4.0㎜)
大粒(直径約16㎜以下、厚さ約3.5~5.5㎜)
原材料:小麦、ラム、米、家禽(チキン・ターキー等)、コーングルテンミール、コブラミール、動物性油脂、菜種油、ひまわり油、魚油、亜麻仁油、ユッカフォーム抽出物、家禽ダイジェスト、酸化防止剤[トコフェロール、ローズマリー抽出物] 、 ビタミン類[レチノール(A)、コレカルシフェロール(D3)、(E)、(K)、チアミン(B1)、 リボフラビン(B2)、ナイアシン(B3)、パントテン酸(B群)、ピリドキシン(B6)、(B12)、葉酸]、 ミネラル類[銅、鉄、マンガン、亜鉛、ヨウ素、セレン、カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、マグネシウム]
成分値:タンパク質20%以上、脂質12%以上、灰分7%以下、水分8%以下、粗繊維3.5%以下
カロリー:320kcal/100g
7歳以上のシニア犬、また肥満犬に
対象:高齢犬(7歳以上)、高齢犬
粒:小粒(直径約8.5㎜以下、厚さ約3.0~4.0㎜)
大粒(直径約12㎜以下、厚さ約2.2㎜~4.2㎜)
原材料:小麦、米、コブラミール、家禽(チキン・ターキー等)、コーングルテンミール、ラム、菜種油、ひまわり油、魚油、亜麻仁油、ミネラル類[銅、鉄、マンガン、亜鉛、ヨウ素、セレン、カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、マグネシウム]、 ビタミン類[レチノール(A)、コレカルシフェロール(D3)、(E)、(K)、チアミン(B1)、 リボフラビン(B2)、ナイアシン(B3)、パントテン酸(B群)、ピリドキシン(B6)、(B12)、葉酸]、ユッカフォーム抽出物、家禽ダイジェスト、酸化防止剤[トコフェロール、ローズマリー抽出物]
成分値:タンパク質18%以上、水分8%以下、灰分7%以下、 脂質6%以上、粗繊維6%以下
カロリー:265kcal
ダイエットが必要なワンちゃんに
対象:1歳以上の成犬、肥満犬、7歳以上の高齢犬
粒:大粒(直径約12㎜以下、厚さ約2.2㎜~4.2㎜)
※このラインは小粒はありません。
原材料:小麦、米、コブラミール、家禽(チキン・ターキー等)、コーングルテンミール、ラム、動物性油脂、菜種油、ひまわり油、魚油、亜麻仁油、ミネラル類[銅、鉄、マンガン、亜鉛、ヨウ素、セレン、カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、マグネシウム]、ビタミン類[レチノール(A)、コレカルシフェロール(D3)、(E)、(K)、チアミン(B1)、 リボフラビン(B2)、ナイアシン(B3)、パントテン酸(B群)、ピリドキシン(B6)、(B12)、葉酸]、ユッカフォーム抽出物、家禽ダイジェスト、酸化防止剤[トコフェロール、ローズマリー抽出物]
成分値:タンパク質18%以上、脂質8%以上、水分8%以下、灰分7%以下、粗繊維6%以下
カロリー:295kcal
「モッピープロ」の「ハイエナジー」ラインは幼犬と妊娠授乳期のワンちゃんのために設計されています。
「タンパク質26%以上、カロリーは360Kcal」となっています。
一般的に幼犬や授乳中の犬は一日に必要なタンパク質・カロリーも高めと言われています。目安としてはタンパク質28%程度、カロリーは380Kcalほどです。
AAFCOと言うアメリカの協会、日本では米国飼料検査官協会と呼ばれています。こちらの協会が定めた栄養素などに関する基準を日本でも採用しており、この基準には達しているので、最低限の栄養素・品質基準はクリアしていると言った感じです。
もう少し、成長のためにタンパク質やカロリーが摂取できるものだと良いかな思われます。
アレルギーに配慮しているとはありますが、グレインフリーではありません。
最近ではグレインフリーのドッグフードもたくさん出てきており、味も美味しく工夫されているものも多くあります。
原材料には「小麦」「コーングルテンミール」が使用されており、「コーングルテンミール」はトウモロコシからデンプンを取り出した後の残りカスのようなものです。
栄養価も高くありません。
かさ増しのために入れているドッグフードもありますから、「モッピープロ」にも低品質な食材が使われている危険性も否定できません。
また、穀類はアレルギー以外に消化しにくい食材なので消化器官に負担がかかってします可能性があります。
主原料としてお肉と穀物が使われており、割合的に同じぐらいで配合されているようです。
低カロリー・ライトなドッグフードという印象を持つ方も多いのと関係しているでしょう。
使われている肉類の品質としてはミール等の低品質のものは使われておらず、チキン・ターキー・ラムの生肉が使われているので品質は安心できます。
しかし本来、犬にとって一番必要とされるのは動物性タンパク質です。それは、もともと犬は肉食ですし、身体のほとんどは筋肉でできているからです。
豊富な筋肉を維持するためにも豊富で高品質なタンパク質が必要です。
逆に穀物は犬にとってもともと必要ではない食物ですし、上記であげたようにアレルギーの心配、胃腸に負担がかかることを考えると穀物よりもタンパク質が多いのが望ましいです。
高品質の肉類を使用しているので、割合も多めに豊富なタンパク質が配合されていると更に良いと思います。
原材料を見ると「動物性油脂」が含まれています。
この「動物性油脂」ですが、様々な肉類の加工後の余った部分から油を搾り取って作っています。
この余った部分に、動物の頭や角、足、皮、内臓と言ったものが含まれている事が多いです。
また、油を抽出するのに使用している動物に、病気がある、先天的に異常がある可能性もあり、その時治療のために薬を投与していたり、また家畜として飼われていたときに殺虫剤などをあびていたかもしれないので、こうしたものが油脂の中に入っているかもしれません。
もちろん、すべての動物性油脂が粗悪なものを材料として使用しているわけではありませんが、品質に関して記載があまりないので、この点がかなり不透明です。
人間が食べる基準でクリアした食材しか使用しないとしているドッグフードもたくさん発売されているので、こうしたものに比べると材料の品質に不安を感じます。