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「彼女を一目見て心が痛んだと同時に愛情が芽生えたわ。この子は助けが必要というよりも助けたいって気持ちになったの。お風呂に入れた時も怯えて洗面所のシンクの隅っこに固まってたわ。お風呂から上がるとすぐに救急病院へ急いだの」とカサンドラさん。
出典:http://www.lovemeow.com/couple-saves-frightened-feral-cat-and-turns-her-into-snugglebug-8-months-after-rescue-2508214792.html
こちらがレスキュー当時のパンダの姿です。
お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、彼女の舌はこのように常に覗いている状態です。
この子がそれまでの猫生をどのように過ごして来たのかはわかりませんが、明らかに獣医師に早急に診てもらう必要がありそうですね。
カサンドラさんは翌日まで待てず、夜の10時に車で1時間半もかかる救急病院へと向かったのだそう。
二人のこの子に対する思いが一時的なものでなく本気なのがよくわかりますね。
体重わずか1kgほどのパンダは子猫だと思われていましたが、病院での診察で1歳半くらいであることがわかりました。出典:http://www.lovemeow.com/couple-saves-frightened-feral-cat-and-turns-her-into-snugglebug-8-months-after-rescue-2508214792.html
「口内炎のせいで口周りが荒れていたの。それにノミや寄生虫もいたの」とカサンドラさん。
動物病院から戻ると早速自宅での看病が始まりました。
大きな目がとても印象的なパンダ。
こちらの写真ではわかりづらいのですが、彼女は子猫と間違えるほど小さいのだそうです。
きっと厳しい路上生活を送っていたせいで栄養不足となり、大きくなれなかったのでしょうね。
さて、パンダの新しい生活がこれから始まります。極度に怯えたパンダが心を開いてくれる日はやって来るのでしょうか。
自宅には3匹の先住猫がおり、寄生虫がうつるのを防ぐために地下室での生活が始まりました。最初の数日、パンダは人がフードを運んで来るたびに脱糞や脱尿を繰り返しました。そして3日目の夜にはお風呂が必要なほど汚れてしまいました。出典:http://www.lovemeow.com/couple-saves-frightened-feral-cat-and-turns-her-into-snugglebug-8-months-after-rescue-2508214792.html
「慎重に彼女を捕まえてシャンプーをしたわ。パンダは小さすぎて洗面所のシンクでも十分なほど。それに体力が無くて抵抗すらできなかったの」とカサンドラさん。
全く人と接触した経験のない動物は、あまりの恐怖心からおしっこやうんちを漏らしてしまうことは珍しくありません。
少しでも人から食べ物をもらった経験があるなら、ここまでの強烈な反応は恐らく示さないでしょう。
そのことから、パンダが正真正銘の野良猫であったことがわかります。
彼女が怯えている様子を想像するとなんだか悲しい気持ちになりますが、それでも人と共存して行くためにはパンダは人というものを学ばなければなりません。