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子どもの頃に売却された可能性があり、彼は20年間、村から村へと運ばれショーをするように強制されていました。出典:https://www.thedodo.com/mountain-lion-chained-to-truck-rescued-1466555241.html
日本でもサーカスは行われていますが、ムファサのいたサーカスは不法なものだというのですから少し訳が違います。
具体的にどういう点で不法なのかまでは分かりませんが、この写真を見る限り、彼が大切にされているようには見えませんよね。
ムファサの立っている場所にしてもつながれ方にしても、雑に扱われているように思えてなりません。
それに彼の身体は薄汚れていて毛艶もありません。
ペットでもそうですが、大切だから綺麗にしてあげたいし手入れもして気持ちよくなってほしいと思いますよね?
そういった愛情が伝わってこないのです。
ケージの快適さが欠けていても、彼が演奏していないとき、彼はテントポールの後ろに巻き上げてトラックの開いたベッドに繋がれて眠った。出典:https://www.thedodo.com/mountain-lion-chained-to-truck-rescued-1466555241.html
ムファサが裏のサーカス機器の中に繋がれているのを見て悲惨でした。
重いハーネスとチェーンが身体に巻きつけられていて、私たちがそれらを切り取ったとき、彼は初めて自由に伸びをしました。
その状況はこれまで見た中で最も悲しいものでした。
ムファサが寝ているのは道具と同じ場所、トラックの荷台です。
もはやベッドといいますか、単に空いたところと表現するほうが的確のような気がします。
砂埃にまみれていて汚れきっていて、いつでも飲めるように置いておかなければならないはずのお水もありません。
こんなところで寝ていて、休まる訳がありませんよね
自由もなく、伸びさえできないほどに強く短く巻き付けられたハーネスとチェーンです。
想像以上の頑丈さに驚きます。
ここまで強くしなければならないのでしょうか?
どれだけ窮屈できつい体勢を強いられていたでしょうか。
それでは落ち着くときがなかっただろうと思います。
こういったことを考えても、ムファサは生きているというよりも生かされているようにしか感じられません。
ムファサの目は悲しそうに見えますね。