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お母さんが動物保護のボランティアをされているくらいですがら、きっとコナーさんも母親の血を受け継いで心優しい方に違いありませんね。
それにしてもコナーさんの母親が記事を読んでパニックになっていたのは、一体なぜだったのでしょうか。
コナーさんの母親は同州コーパスクリスティーの預かり先にいる犬のテルマとハーキュリーの身を案じていたのです。そこでコナーさんは2匹の救出に乗り出したのです。出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/man-rescue-dogs-hurricane-harvey?utm_source=facebook&utm_medium=social&utm_campaign=dodo
「二つ返事で快諾してすぐにトラックに乗り込んだよ」とコナーさん。
彼はオースティンを出発しコーパスクリスティーを目指しました。全ての車が避難のためにオースティンに向かって来る中、彼はただ一人逆行して行ったのです。
「ただ助けを必要としてる誰かがいるからっていうその一心だけだったんだ」とコナーさん。
こちらはハリケーンから避難するためオースティン方面へ向かう車の様子です。
高速道路では渋滞が起こるほど人々は危機感を持って安全な街へと移動して行く中、その波に逆らうようにコーパスクリスティへ向かったコナーさん。
今回のハリケーンはコーパスクリスティーの付近に上陸したということで、当然ながら避難指示が出ていたでしょう。
そんな危険な地域を目指して2匹のレスキューに向かったコナーさんの勇気と優しさには頭が下がる思いですね。
ただただ彼と犬達の無事を祈るばかりです。
コナーさんはそれまで犬の搬送の経験はありませんでしたが、Lucky Labの搬送責任者のステファニーさんから搬送の仕方について事前に説明を受けていました。通常ならクレートで搬送を行うところですが、時間が限られていたことからクレートが無くても安全に犬を搬送する方法を選んだのです。出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/man-rescue-dogs-hurricane-harvey?utm_source=facebook&utm_medium=social&utm_campaign=dodo
こちらが数時間のドライブの末、テルマを安全に車の後部座席に係留した時の様子です。
ご覧のようにテルマのリードの持ち手はシートベルトに通され更に座席の頭の部分にも一度通されています。
これなら急ブレーキの時も転んだりせず、リードが絡むこともありませんね。
この手法はなかなか勉強になりますね。
さぁ、これでテルマを無事車内に乗せることが出来ました。
ではもう一匹のハーキュリーはどうなったのでしょうか。
ハーキュリーは去勢手術を受けたばかりでエリザベスカラーもあり少々手間取りました。出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/man-rescue-dogs-hurricane-harvey?utm_source=facebook&utm_medium=social&utm_campaign=dodo
「でもハーキュリーもすぐに状況に慣れてくれたよ」とコナーさん。
確かに大きなエリザベスカラーがあると、テルマにしたような細かい作業には少し時間がかかるのも納得です。
しかしこれで、テルマとハーキュリーも無事、コーパスクリスティーを脱出することができますね。
救出のその後…