引越しを理由に捨てられた猫兄弟。優しい夫婦に救われて心を開き再び幸せを掴んだ

一枚の写真に心を揺さぶられた

写真に写っていたのは保護団体Fredericksburg SPCAのシェルターにいる2匹の茶トラ猫でした。
 「あの子達が私に話しかけてるように思えたの」とメアリーさん。

シェルターで、身を寄せ合っているように見える2匹の茶トラ猫ちゃん。
メアリーさんが言うように、なんだかその目は何か訴えかけているように見えますね。

一体この子達はなぜ、このシェルターで暮らすことになったのでしょうか。

フェズとケルソーは12歳の兄弟猫で、それまでの猫生をずっと一緒に過ごしてきました。しかし飼い主が引越しを理由にシェルターに引き渡してしまい、未来に不安を抱えていたのです。

引越しをするからと、動物を捨ててしまう飼い主が後を絶ちません・・・悲しいですが現実です。
なぜ飼い主は、動物が飼える引っ越し先を探す努力を怠ってしまったのでしょうか。

このような話を耳にするたびに、疑問に思います。

兄弟はシェルターの他の猫達とも仲良くできていましたが、それでも行き場も飼い主も失くした2匹の戸惑いは隠せず、心はとても傷ついていたのです。

シェルターにはたくさんの猫がいて、2匹は決して孤独ではなかったでしょう。
しかしその目には、不安が伺えます。
共にシニアの2匹は、幸せな余生を送ることができるのでしょうか。

ある夫婦が２匹に救いの手を差し伸べる

情報提供元： mofmo