サービスドックのベストのパッチはダテじゃない!

1才になるオーストラリアン・シェパードのフリン君は、生後数週間の頃から、事前にてんかん発作を予知し危険を回避させるように訓練されてきました。
とても賢い犬で、発作を予知し本人や家族の人に知らせるだけではなく、必要なアイテムを持ってきたり、ドアを開けたり、訓練された犬用のラインで緊急連絡もとります。
出典:http://www.faithtap.com/4504/stranger-petting-service-dog-endangers-young-womans-life/

盲導犬、聴導犬、介助犬など、人間のために働くサービスドッグたち。
近頃、日常的に目にすることも多くなってきたサービスドッグですが、このサービスドッグの中に、「てんかん発作探知犬」というスペシャルな介助犬がいるのをご存知でしょうか?
てんかん症で苦しむこのハーレーさんは、自分の経験を通し、周囲の人に「てんかん発作探知犬」の扱いに関する警告を鳴らしています。

こちらが、訓練を開始した当時のフリン君です。
出典:http://www.faithtap.com/4504/stranger-petting-service-dog-endangers-young-womans-life/

まだ、あどけなさが残る彼にそんな能力を発揮する素質が備わっているなんて驚きですが、賢く且つ忠実なオーストラリアン・シェパードは警察犬、介助犬など、いろいろな分野で私達人間のために活躍していますね。
この子もまだあどけなさが残りますが、これからどんな成長を遂げるのでしょうか?

ベストに張られたパッチには英字が書かれています。
出典:http://www.faithtap.com/4504/stranger-petting-service-dog-endangers-young-womans-life/

英語を母国語としない人は、Tシャツなどに書かれたただの飾りと同様に、つい見逃してしまう事があるかもしれません。
しかし、これはただの飾りではありませんね。
絶対見逃していけない警告サインなんだということが伝わってきます。

上の画像のベストのパッチには、「Working」「Do not Pet」「Do not distract」の文字が見えます。
これは、「勤務中につき、(ペットの様に)触らないで下さい。邪魔しないで下さい」という意味です。
これらのベストを着用している犬を見かけたら、絶対にルールを守ってください。

可愛くて、大人しくお座りしていると撫でたりしたくなりますよね。
しかし、そこでベストを着ている=仕事をしているんだという意識をもっていようと思います。
その協力がワンコに助けられている人にとって感謝に繋がると思います。

訓練を受けた犬とはいえ、ワンコは元々フレンドリーな性格を持っていますよね。
声をかけられたリ、ヨシヨシと頭を撫でられたりすれば、注意力が削がれることもあると思います。
その一瞬のスキが、病気を抱えている飼い主さんの命取りになることだってあるのです…。

軽はずみな行動が命に関わることも…

 
情報提供元: mofmo
記事名:「 行動を見直しませんか?病気に苦しむ女性がサービスドッグへの周囲の理解を啓発