自宅のお庭で子猫を保護したものの...

前脚になんだか違和感が

スクーターを保護した住人は、この子に適切なケアを受けさせてあげたいと、インディアナ州エルクハートにある保護団体Here Kitty Kitty Rescue(HKKR)に連絡を取りました。

「彼がどうやってこの5週間を屋外で生き延びてきたのか見当もつきませんが、スクーターには生きる意志がみなぎっていました」HKKR談。
出典:http://www.lovemeow.com/kitten-with-special-feet-walks-up-to-woman-for-love-now-2-weeks-after--2451027080.html

こちらがそのスクーター。
彼の目は、目ヤニでなんだかショボショボしていますね・・・そして気になるのが、この子の前脚です。
もちろん猫はとっても柔軟性のある動物ですから、脚を曲げて座ることなんて珍しくないかもしれません。
しかし、スクーターの脚は通常のそれとちょっと違って見えませんか?
そして保護してくれた住人が懸念していた、"特別なケア"とは一体どういう意味なのでしょうか。

レントゲンが明かした事実

スクーターは動物病院で血液検査とレントゲン検査を受けました。

「彼は前脚の靭帯と筋肉が通常より短い状態で生まれたようです。そのせいで内側に曲がってしまい歩行を難しくさせていました」HKKR談。
出典:http://www.lovemeow.com/kitten-with-special-feet-walks-up-to-woman-for-love-now-2-weeks-after--2451027080.html

スクーターの目は、恐らく野良の子猫によくある猫風邪のため、感染症を起こしていたのでしょう。
そして前脚がX状に交差するように内側に曲がっていて、さぞ歩きにくかったと思います。

しかし、このような困難な状態にも関わらず、彼は人にかまってもらう事が大好きで、おもちゃで遊んだり抱っこされて喉をゴロゴロ鳴らすのも大の得意なのだそう。

まだまだ希望はある!

前脚が曲がったままここまで成長したため骨の成長にも影響を及ぼしていました。

「彼の前脚を正常な形に戻すため、しばらくはストレッチなどのセラピーをしていきます。次のステップは外科的手術ですが、まだ小さいのでそれは先の話になります」HKKR談。
出典:http://www.lovemeow.com/kitten-with-special-feet-walks-up-to-woman-for-love-now-2-weeks-after--2451027080.html

世の中には前脚を持たず生まれた猫や、前脚を失った猫もたくさんいます。
そして、その子達のほとんどが、生活に支障が無いほど器用に暮らしています。

しかしスクーターの場合は前脚が無いわけではありません。
むしろ前脚があるがために、動きが制限されているのが現状。

ですがまだ彼には治るチャンスが残されています。
せっかく持って生まれた前脚・・・100%生かせるようになって欲しいですよね。

輝く未来へ向けて

 
情報提供元: mofmo
記事名:「 前脚が曲がった子猫を保護。不自由な体でも健気に生きる姿に胸が熱くなる