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こちらがそのスクーター。
彼の目は、目ヤニでなんだかショボショボしていますね・・・そして気になるのが、この子の前脚です。
もちろん猫はとっても柔軟性のある動物ですから、脚を曲げて座ることなんて珍しくないかもしれません。
しかし、スクーターの脚は通常のそれとちょっと違って見えませんか?
そして保護してくれた住人が懸念していた、"特別なケア"とは一体どういう意味なのでしょうか。
スクーターは動物病院で血液検査とレントゲン検査を受けました。出典:http://www.lovemeow.com/kitten-with-special-feet-walks-up-to-woman-for-love-now-2-weeks-after--2451027080.html
「彼は前脚の靭帯と筋肉が通常より短い状態で生まれたようです。そのせいで内側に曲がってしまい歩行を難しくさせていました」HKKR談。
スクーターの目は、恐らく野良の子猫によくある猫風邪のため、感染症を起こしていたのでしょう。
そして前脚がX状に交差するように内側に曲がっていて、さぞ歩きにくかったと思います。
しかし、このような困難な状態にも関わらず、彼は人にかまってもらう事が大好きで、おもちゃで遊んだり抱っこされて喉をゴロゴロ鳴らすのも大の得意なのだそう。
前脚が曲がったままここまで成長したため骨の成長にも影響を及ぼしていました。出典:http://www.lovemeow.com/kitten-with-special-feet-walks-up-to-woman-for-love-now-2-weeks-after--2451027080.html
「彼の前脚を正常な形に戻すため、しばらくはストレッチなどのセラピーをしていきます。次のステップは外科的手術ですが、まだ小さいのでそれは先の話になります」HKKR談。
世の中には前脚を持たず生まれた猫や、前脚を失った猫もたくさんいます。
そして、その子達のほとんどが、生活に支障が無いほど器用に暮らしています。
しかしスクーターの場合は前脚が無いわけではありません。
むしろ前脚があるがために、動きが制限されているのが現状。
ですがまだ彼には治るチャンスが残されています。
せっかく持って生まれた前脚・・・100%生かせるようになって欲しいですよね。
輝く未来へ向けて